
まず単純に、80ダメ+ベンチに10ダメージというのがもう化け物です。
弱点をひねり出すとすれば、アイスウィングですよね。
1エネでダメージ半分のサンダーのような、すぐに打てるわけでもなく、
さらにサカキ込でもHP60が倒せないのが、キツい場面があります。
しかし強いことには変わりないです。
なんならHP10残し+相手の回復、進化さえ無ければ、
ナツメで表に80入れながら裏倒せます。
こういう立ち回りをメモしたくて、この記事、書いてるんですよね。
あと一つだけ補足でこのデッキとは、関係ないですけど、
相手との最初の種出しの時に、お相手のエネを見ましょう。
とりあえず相手が水なら、
どんなデッキでもポケモン2体or、HP90以上のポケモンを出すことを、
強くおすすめします。
ワンキル回避できるからです。
そのワンキルと言えば、次のやつですよね。
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水デッキではほぼ必須のサポートカード「カスミ」

私も何試合も1枚目裏で負けています。
なんなら相手だけ表出るカードです。
しかし、先行がキツいこのゲームにおいて、
先1ワンキルを可能にするカードでありつつ、
普通に立ち回りでも強いというやばい性能してる。
1枚目が裏になるとサポートが使えず、
手札を1枚消費してしまうだけということには、注意が必要ですね。
個人的に覚えておきたいこととして、
ワンチャン通れば、裏のフリーザーと交代する分のエネが着くこと、
これだけは覚えておいて欲しいです。
戦うのはフリーザーexだけです

今回の主役であるフリーザーex。
このデッキは、たねポケモンをこのフリーザーexだけにすることで、
バトル開始時に選ばれるポケモンが、
必ずフリーザーexになるという前提で組まれています。
初手からフリーザーexがバトル場に出てきてボコボコにされた経験、ないですか?
実は、これが頻発するのが「ひとりでバトル」のエキスパートバトルの、
スターミーex&ゲッコウガデッキや、ギャラドスex&シャワーズデッキでのバトルです。
あの嫌な感じを、強制的に自分のデッキで再現しようというわけです。

改めて確認しておくと、ポケモンを《フリーザーex》のみにすることで、
初手の《フリーザーex》を確定させ、
《カスミ》からエネ加速(エネルギーを通常より速い速度で貯めること)、
そして殴るのがフリーザー単騎デッキのコンセプトとなります。
当然2枚づつ確定採用。
フリーザーex単の構築、回し方や戦術について解説

サーチ・ドロー札3種必須です。
《ポケモン図鑑》でデッキトップを確認し、
あまり芳しくない結果の場合は《モンスターボール》でシャッフルなどすることで
《博士の研究》のドロー結果をある程度操作することができます。
3枚初動ってどうなんです?
という考えもあるかと思いますが、
《ポケモン図鑑》は3枚目、
つまり《博士の研究》を使った後の次ターンのドローまで見ることができます。
即ち、《博士の研究》で《モンスターボール》を引き込んでそのまま3枚目(次ドロー)のカードを操作、という動きも可能であり、
ここまで想定すると再現性はそこそこ高くなるのではないかと考えられます。
逆も然りで、
《ポケモン図鑑》でトップに《博士の研究》があることを確認できれば、
次ターンで下2枚のカードを引き込めます。
要らないカードが埋まっていたら《モンスターボール》で入れ替えましょう。
中盤だと《博士の研究》が使用済なことも多いため、
残りの2枚だけでちゃっちゃと使っちゃっても問題ありません。
《博士の研究》と《カスミ》はサポートのため同一ターンでの使用ができず、
初手に《博士の研究》を使う場合は、次ターンのドローで《カスミ》を引き込むのでも問題はないことを覚えておくといいかな、と思います。
また、種ポケモンがフリーザーのみ、かつシャッフルする必要がある以上、
モンボを温存したくなることが多いですが、
2枚目の《モンスターボール》を持っているなら、
撃ってしまっても構わないと思っています。
基本的に《フリーザーex》の2枚目は素引きが弱い札なので、
さっさとサーチしてデッキ圧縮しちゃった方が引き込みが良くなると考えられます。
《レッドカード》で戻される可能性もあるため、
この辺は後述する《ひみつのコハク》の有無も関わるとは思いますが
3エネルギーで80打点は普通に貧弱なのです
ミュウツーexデッキにおけるサーナイトや、
リザードンexといった比較的展開の速い、
3進化を使うデッキの足回りを、掻き乱すのが主な用途となります。
フリーザー自身は種ポケモンで、
足回りが早いとは言っても、3エネルギーで80打点は普通に貧弱なので、
とにかく、相手の展開を遅延してる間に盤面を復旧不可能まで、
ぐちゃぐちゃにしなくてはいけません。
HP140があまりに貧弱すぎて、サイコドライブを耐えられないため、
サーナイトが立つとかなり不利になります。
《レッドカード》ですが、基本は初手に撃つことになります。
初手は大抵相手の手札枚数が多く、かつ1ターン目は絶対に進化できない都合、
次ターン以降に有効な進化ポケモンが控えている可能性があります。
こちらは相手の出鼻を挫き、速攻を仕掛けたいため、
積極的に早いターンから《レッドカード》を撃っていく方が良いでしょう。
次に強い発動タイミングは《博士の研究》を相手が発動した直後です。
同じく相手の手札が多くなっている場合が殆どで、
引き込んだサポートカードはそのターン使えないため手札に残りがちです。
《ハンドスコープ》はデッキコンセプトの都合上余った枠に積み込みやすく、
《レッドカード》と重ねて引いた時に、さらに相手の展開をコントロールしやすいのが強いため採用。
ぶっちゃけ他に積みたい札がないのもある。
化石系のカードで、フリーザーを再君臨させる
前述したように2枚目のフリーザーを引き込む場合、
ベンチのフリーザーを《ナツメ》で引き摺り出されると技が撃てないことが多く、
急速に失速してしまいます。
化石系のカードをバトル場に引き摺り出された次のターンに、
そのままトラッシュすることで、
逃げるエネルギー等を使用せずに、フリーザーを再君臨させることができます。
HP40でやられやすく、
倒されて1ポイントを取られると、
フリーザー1体がやられただけで負けてしまう点には注意。
特に1体目のフリーザーが落ちた時は《ナツメ》で引っ張られて、
残り1点を簡単に取られないよう、必ずトラッシュしておきましょう。
別に2枚も要らないと思うけど、他に積むものないので2枚。
ちなみに化石ならどれを使っても特に変わりませんが、
フリーザーを手に入れるために、ミュウツーのパックを剥いてる場合は、
大抵コハクになるんじゃないかと思います。
フリーザーexは、デッキの自由度が高く、カスタマイズできる点が強みです
「アルセウスパック」で新たに追加されたサポートカードのカイは、
水エネが付いている味方全員のHPを40回復させることができるので、
耐久面の強化ができます。
最初の手札でフリーザーex+カスミが揃っていたら、
フリーザーexをバトル場に出して、カスミでエネ加速する速攻を狙っていきましょう。
カスミで1ターン目から3エネ付けられれば、
いきなり80ダメージのふぶきを打つことができますし、
1エネさえついてしまえば、
次のターンで40ダメージのアイスウイングを打つことができます。
フリーザーexのふぶきは全体に攻撃でき優秀ですが、
バトルポケモンへの打点としては80と少々物足りません。
ですが、ゲッコウガを採用することで、
ゲッコウガの特性で20打点を与えられるようになるため、
フリーザーexのバトルポケモンへの足りない打点を補うことができます。
フリーザーexの「ふぶき」は、
バトルポケモンに80打点+全体に10打点与えることができるので、
アカギと非常に相性が良いです。
フリーザーexの最高打点が80でそこまで高いわけではないので、
80ダメージを受けても、10残るラインのHP90を意識しながら戦いましょう。
相手のフリーザーexに1エネだけついている状態で、
次のターン80ダメージは受けないと思っていても、
カスミでエネ加速される可能性を考えて、
こちらのポケモンのHPを回復しておくor入れ替えておくといいでしょう。