たくさんの人から愛されている日本人のソウルフード、ラーメン。
そのラーメン一杯は今ブームのタピオカと同じカロリーって知ってました?
ラーメンに入っている麺は、そもそもどういうものなのでしょうか。
うっすらと黄色い麺は『中華麺』と呼ばれています。
ラーメンの誕生から基本的に変化することなく使用されています。
ラーメンの普及は戦後まもなくの頃なので、長い歴史があります。
原料として小麦粉、かんすい、水、塩が使われています。
中には卵を練り込んだり変化をつけている麺もありますが、一般的なものはいたってシンプルな構造です。
シンプルながら、製法などによってさまざまな違いが出てきます
気になるラーメンのカロリーですが、一般的にタピオカ一杯と同じくらいです。
ラーメンの麺のカロリーは普通盛りの120gで340kcalと油そばの麺のカロリーとほとんど変わりません。
ですが、ラーメンのカロリーで最も高い影響を与えるのがスープです。
塩系で約452kcal、醤油約441kcal、とんこつ約427kcal、味噌約437kcalとなっています。
一般的なイメージですと豚骨がダントツで高そうなイメージですが、カロリーの少なそうな塩系よりもとんこつの方がカロリーは少なくなっています。
様々な種類のラーメンがありますが、麺とスープの時点で総カロリーは700kcalを超えます。
ここにチャーシューやメンマ、海苔といった様々なトッピングが加えられます。そのためラーメンの総カロリーは1,000kcal近いものとなってしまいます。
総カロリーが1,000近くなると、ラーメンだけで1日に必要な総カロリーの半分を占めてしまいます。
ダイエット中にがっつり食べたくなって、カロリーが少なそうな塩系ラーメンなら大丈夫だろうと思ってラーメン屋さんに行くのは間違ったイメージということが、ラーメンのカロリーを知ればよくわかります。
皆さんはラーメンと聞いて「健康に良い」と思いますか?
ほとんどの人が「不健康」「太りそう」「体に悪そう」というイメージを持っているかと思います。
結果的言えば、ラーメンの食べ過ぎは糖尿病、肥満、高血圧といった生活習慣病を引き起こしやすい食事と言えます。
麺もスープも具も半分しか食べないならカロリーは半分
麺が一番カロリーがあるのでスープだけ減らしても意味ないです。
これはカップラーメンにも言えますが、豚骨・醤油という分け方よりも、フライ麺かノンフライ麺かでカロリーに違いが出ます。
フライ麺は麺の表面につく油成分が脂質の主、故にスープを意識してもあまり意味はありません。
ノンフライ麺は表面に油成分が無いので、スープに依存する場合が多く注意が必要です。
ノンフライ麺のスープを全て残すと、6~8%前後のカロリーカットができるのではないでしょうか。
まぁスープには大量の塩分が含まれているので、飲まないにこした事はありませんが。