ライフワーク

簡易書留と本人限定受取郵便の違いと注意点

最近は簡易書留で送られてくることが増えました。

簡易書留で送られて来る場合の条件は、カード会社指定の本人確認資料を持っていて(運転免許証など)。

①オンライン申し込みで、三井住友カード、三菱UFJニコス、JCBなど(知っているのはこの3社で他にもあるかも)入会申し込み時にカード利用代金支払い口座をその場で設定し、カード会社が設定した銀行に本人確認を委任してOKだった場合。
②オンライン申し込みで必要欄の記入を終え、カード会社指定の本人確認資料をパソコンやスマートフォンで画像アップロードを完了した場合や、審査終了前に本人確認資料のコピーをカード会社に返送してOKだった場合。イオンカードなど。
③既にそのカード会社のカードを所有していて2枚目以降の違うカードを発行をした場合や更新カード。

上に書いたカード会社以外にもあると思いますが、だいたいこう言う感じです。

基本クレジットカードを受け取れるのは多くの場合、本人だけですが、仕事や学校で平日の昼間は不在だと受け取るのが難しいかもしれません。

家族と一緒に住んでいるなら、その家族が代わりに受け取ってもらいたいと思うことでしょう。

クレジットカードが「受取人確認サポート」や「本人限定受取郵便」で送られてきた場合、その場で本人確認書類を提示する必要があります。

しかし、クレジットカードを受け取る際のルールはカード会社の発送方法によって異なります。

そこで今回は、クレジットカードを受け取ることができるのは本人だけなのか、受け取る際の疑問点などを解説します。

クレジットカードを自宅で受け取る場合は、3種類の発送方法がある

● 佐川急便の「受取人確認サポート」
● 日本郵便の「本人限定受取郵便」
● 日本郵便の「簡易書留」

どの発送方法になるのかはクレジットカード会社の規則や、場合によっては申し込んだ本人が選択できます。

ちなみに、最初にクレジットカードを作った場合「本人限定受取郵便」になることがおおいです。

クレジットカード受け取りの際に必要な本人確認

上述したそれぞれの発送方法では、受け取れる人物だけでなく、必要な書類や手順も以下のように異なります。

受取人確認サポートや本人限定受取郵便は本人でないと受け取れないため、必ず自身が在宅している時間帯に届けてもらえるように時間を調整しなくてはなりません。

また、どちらも本人確認書類(運転免許証やパスポートやマイナンバーカードなど)が1点必要です。

なお、「顔写真付き公的証明書1点」とは主に以下の書類となります。

● 運転免許証(船員手帳、小型船舶操縦免許証なども含む)
● 旅券(パスポート)
● マイナンバーカード
● 在留カード
● 特別永住者証明書

一方で簡易書留は本人以外でも受け取れます。

同居している人なら家族でない同居人でも受け取れるので、クレジットカードが届く連絡があったら代わりに受け取ってもらえるようにお願いするのもひとつの手です。

また、書留で送られてきた郵便物はポストや宅配ボックスに投函されることはなく、

「本人もしくは家族に手渡しすること」が原則なので、自宅に誰もいない場合は再配達になります。

「本人限定受取郵便」は受け取りは本人のみ

「本人限定受取郵便」は、郵便局から届きます。

クレジットカードは3タイプあるうちの「特定事項伝達型」で配達されることが多く、受け取りには写真付き公的証明書が必要です。

まずは郵便局から普通郵便で「到着通知書」が届き、郵便局窓口での受け取りか自宅への配達日時を指定します。

どちらの方法で受け取る場合も、受け取り時に本人確認を行うための「運転免許証」「マイナンバーカード」などを用意しておきましょう。

パスポートは、住所が記載されている「所持人記入欄」があるものに限ります。

「印鑑」または「サイン」も必要です。

郵便局での保管期限は、約10日となっています。

配達日時を指定する場合は、到着通知書に記載されている期限までに設定しましょう。

「簡易書留」は家族の受け取りも可能です

振替口座設定などの本人確認を済ませている場合、カード会社によっては「簡易書留」でカードが届きます。

基本的には対面配達となりますが、家族でも受け取りが可能です。

本人が不在がちでも、受け取りやすいでしょう。

保管期限は一般の郵便物と同様、7日間です。

不在票が入ったときは、早めに再配達の指定をしましょう。

2017年6月からは、戸建て住宅の宅配ボックスへの配達にも対応しています。

「受取人確認サポート」こちらは受け取りは本人のみ

カード会社が佐川急便と契約している場合、本人のみ受け取りができる「受取人確認サポート」でクレジットカードが届きます。

本人限定郵便と併用している会社もあり、基本的に指定はできないようです。

カード会社が受け取り方法として設定しているのは、公的証明書による確認です。

申し込み時に登録した氏名・住所・生年月日と同じものが記載された、「運転免許証」「マイナンバーカード」などを用意しておきましょう。

パスポートも利用できますが、住所記載欄がない場合は「公共料金の請求書」などで住所確認が行われます。

保管期限は初回配達日から7日です。

不在票が入った場合は早めに再配達の手続きをしましょう。

受け取りにおける注意ポイント

クレジットカードを申し込む前に、不在の場合はどのような流れになるのか知っておきましょう。

1~2回不在でも大きな問題はありませんが、クレジットカードの有効期限が切れた場合は新しい更新カードきます。

この時に何かトラブルがあると最悪クレジットカードが停止されることもあります。

自宅での受け取りができないときは窓口でも受け取りできます。

クレジットカードの受け取りは原則対面配達となり、不在時には受け取りができません。

複数回再配達されることが多いですが、不在票を確認して受け取りできる日時を指定すると確実です。

保管期限を過ぎてしまった場合は、カード会社に返送されます。

その後の手続きはカード会社ごとに変わりますが、念のため連絡を入れておきましょう。

会社によっては保管期限が過ぎて返送された場合、一定の期間をおいて再配送されることもあります。

基本的には、引っ越しが迫っているときにクレジットカードを申し込むのは避け、引っ越し後に本人確認書類の住所変更を済ませてから申し込みましょう。

まとめ

クレジットカードの受け取りは、簡易書留や一般郵便を除くと本人確認が必要です。自宅以外で受け取りをしたい場合は、到着通知書や不在票が入るのを待ち、窓口に受け取りにいきましょう、そして本人確認には、顔写真付きの公的証明書を求められます。家族が代理で受け取りたい場合は、オンラインで本人確認を済ませておき、カード会社に郵送方法を確認しておきましょう。