ライフワーク

ハンター冥利がジンの念能力と関係している

ゴンに会えたことは収穫ではない。

実の息子だろうがそれは変わらない。

レオリオに会えたことが一番の収穫。

ジンが実力主義者だとよくわかる一言ですね。

そもそも、GI開発者メンバーに仕事だと思ってゲーム運営しているメンバーは、雇われた死刑囚を除き一人としていないだろう。

生活の全てがネトゲになり、ネトゲの世界に住みたいという願望を抱く人間は少なからず存在する。

GIの運営とはゲーマーの夢の実現であり、GIのゲームマスターになるという事は小さな箱庭世界の神になったのと同義なのである。

ゲームマスターになったら島の外に一切出られないなどという制約はなく、ドゥーンとリストは選挙で外出を果たしている。

恐らく、辞めようと思ったらいつでも辞められ、彼らは好きでずっとGIに居着いているのだろう。

レイザーのようにイベントキャラとして関わっているかもしれないし、意外とプレイヤーのフリをして遊んでいるGMもいるのかもしれない。

ゲーム好きの彼らがGIで退屈する事はないだろう。

GIの最後のクイズの最高得点者に与えられるアイテムとして、「支配者の祝福」という、城と城下町をもらい好き勝手に統治できるというものがあった。

あれこそが、GIメンバーが既にジンから受け取っている報酬であるともいえる。

プレイヤーはクリア直前に選択を迫られるのだ。

支配者の祝福を手放し引き換えに3枚のカードを持ち帰るか、ゲームクリアを放棄し城主としてGIに居住するかを。

もしも後者を選んでいたら新たなゲームマスターとしてGIメンバーに引き入れられていたのかもしれない。

GIをクリアする実力とGIに住み着きたがる性格の人間ほどGIのゲームマスターに向いている人材はいない。

新たにメンバーが増えたらジョイントによる余剰オーラを使ってアップデートを図るのもいいし、また新たなゲームを作るのもいいだろう。

G・Iは近々新規アイテム100種を追加したver.2.0としてサービスを再開するもよう。

スピンオフ作品として。

GIについてはゴンたちのクリア後の描写がゼロなんで、ゴンのクリア後サービス終了になったのか、あるいは2周目が始まっているのか等、考察のしようもない。

けれど、本編で描写のあったことだけを頼りに考えるなら製作に携わった11人には明らかにそれぞれ立場の差がある。

つまりGREED ISLANDの頭文字のうち判明していないI・N・A・S・Dの5人のうち何人かはレイザーのように死刑囚かもしれず、ならばあの島から出ることはできないだろう。

そして製作者ではジンは別格としてもドゥーン、リストの2人はその後ゲーム外に出ているわけだから、可能性は二つしかない。

A:サービス終了。もうGIは稼働していない。
B:11人(実際にはジンを除く10人)のうち、死刑囚ではないリスト・エレナ・イータ・ドゥーンら数人は、そもそも以前から交代制でお互いの仕事を兼任しカバーして運営できている。

けど、システム上エレナとイータは片時も離席できなさそう。

ジンの念能力はトップ不在で繰り上がりでトップになるのが条件の念能力とかかな。

選挙戦とかでも会長とジンがさり気なく、パリストンが繰り上がりトップになるのを防いでるのが気になる。

予想だと「ビヨンドが暗黒大陸上陸前に離脱するか、上陸後に別行動をとると知っていて、暗黒大陸の入り口の門番に対して自分が協専組のトップだと明言するため」というのが一番納得出来た。

ジンは暗黒大陸に詳しいし、門番と門番が召喚する案内人の重要性や習性について知っていてもおかしくない。

メンバーの実質的な指揮権まで手に入らないのに、No.2になるために大金を出した理由としても納得出来る。

パリストンの邪魔・・・つまり「直接遊んでやる」ことも出来るだろう。

ハンター協会の会長選挙戦以降、組織内の序列やトップに関する描写が多いのも伏線かな、と。

カキンの王位継承戦もそうだし、V5側のお目付役であるインテリ眼鏡君の描写(34巻173ページ)の「オレが死んだらお前らの誰かが首席管理次官」という台詞もそうだと思う。

王位継承戦や新大陸(仮)への上陸、その他様々な混乱で限界海水域の門にたどり着くまでに大部分が脱落するんだろう。

ブラックホエール号の構造、一番上の船以外は切り捨てる気満々に見えるし。

2層と3層の間の隔壁は2層側からしか開かないとか、色々とあからさま過ぎる。

暗黒大陸(本物)の門前でいくつかのグループに分裂(カキン、V5、十二支ん、協専)した上で、それぞれのトップが門番と交渉して案内人を付けて貰うのかもしれない。

メガネ君はポジション的に巻き込まれ犠牲者達の代表格に見えてしまって、気が早いが少し同情している。

ジンがただの才能でマネできる打撃系の念能力はどこまでなのかを考察

「打撃系の能力は一回くらうと大体マネ出来ちまうんだ ま ただの才能だな」と言っているジンだが、ジンがただの才能でマネできる打撃系の念能力はどこまでなのかを考察。

特質系ラーニング型

・そんな大層なもんじゃねーよ→そんなに便利な念能力(トレース、FFで言うとものまね)じゃねーよ、という自虐的な意味

・打撃系の能力→ダメージを与える念能力?あるいは殴打を起点に発動する念能力?(限定条件)

・一度喰らうと真似できる→限定条件を満たした能力を自身が受けると習得できる(FFで言うとラーニング)

・ただの才能→先天的に備わった念能力(後天的に修得した念能力ではない)という自慢的な意味

これやっぱり念能力なのでは。

レオリオの念ソナーは念の基本行に加えていいレベルの良技

お金を注ぎ込んで発動する念ってあるかもね。

投資した額に見合うだけの恩恵なり保険をかけて、操作も出来る的な。

だってあんだけ獲物の動きを先読み出来る先見の明があれば株とかジャンジャン儲けれるわ、金って言わない資産も納得です。

よくよく考えるとジンってかなり周到なキャラだし何事も予測してシチュエーションを想定しておくタイプに思える。

一か八かの賭けみたいな能力にするかな?

カイトに関しても考案してあげた能力にはゼッテェ死んでたまるかで出る番号っていう生命保険もかけていた、そんな周到な性格のジンだからこそ博打はあり得ない。

遺跡ハンターという、明らかに脳筋では務まらず多方面のスキルが求められる。

仮に1人で超古代文明の発掘調査しようと思ったら
・情報収集  ・眠っている居場所の特定
・現地民の説得  ・古代言語の理解
・繊細かつパワフルな発掘作業 ・掘削作業員の確保
・財宝目当ての奴と戦う戦闘力 ・遺跡の調査、研究  ・半永久的な保存作業

さすがに念の配分が足りないし、戦闘特化もサポート特化もできず、スペック足りなさすぎる。

最有力っぽいのは
・自身の姿形を老若男女人動物と自在に変化させる
・死者を操ったり会話できる
・念の得意系統をランダムにシャッフル
・前作主人公のネタでレイガンあたり

ジン=フリークスの功績

・二ツ星ハンター(ダブルハンター)の称号を持つ(三ツ星ハンター(トリプルハンター)の実力を充分備えているにもかかわらず、面倒だからという理由で申請はしていない)。

・カイトの師匠。

・サトツやカイトから「最高のハンター」と称される。

・ルルカ遺跡の発掘。

・二首オオカミの繁殖法の確立。

・グリードアイランドの制作者のうちの1人であり最高責任者。

・ネテロ会長から「世界の五本の指に入る念能力者」と称される。

・打撃系の攻撃であれば見るだけでコピーできるという特技を持つ。

・一国の大統領に匹敵する権力を持つ。

ジンが甘んじてレオリオの打撃を受け入れたのは、レオリオの男気に惚れたからだろう。

その証拠に伸びしろのでかい男だと称賛し、レオリオとの出会いを一番の収穫とし喜んでいる。

ゴンに会いに行けというレオリオの言葉は正論で、人の親としては従わなければならない忠言だろう。

しかしジンが理屈を捏ねて会いに行きたがらないのは、合理的理由からなどではなく、単に親としてゴンのお見舞いに行くのが恥ずかしいからだろう。

自分を探せと約束した手前もある。

それを本心では理解しながらも、素直に認めるのが恥ずかしいから、代わりにレオリオの打撃を受け入れたのだ。

後にパリストンの前でレオリオの能力を真似て見せたのも照れ隠しだろう。

自分がわざと殴られたのはあたかも能力をトレースするためですよとポーズし、ジンがジン自身に言い訳するためだ。

それにまんまと騙された読者も大勢いるようで、ジンとしてはしてやったりといったところか。

強くて頭が切れて金持ちで有能である割に、ジンの人間性はとても子供っぽく未成熟でさえある。

チードルとそりが合わないのもうなずける。

ゲーム作りもハントも、その行動原理は目の前の好奇心と欲求を満たすのに素直というだけだろう。

勢いに任せて行動したあとで理由を考えるなんて独白をしているが、行き当たりばったりで何も考えてないようにしかみえない。

能力はあるが思想はない、そんな軽薄ささえ感じる人物像がジンだ。

実際にトレースしてみて、本当の用途に気が付き、オーラをエコー代わりに代用、本質が医療による触診からくる能力だと仮説を立て実践した。

ジンはそういう読みの力に優れている。

本来の使い手ならば覚えた能力は通常自分の系統と違う能力である場合、威力・精度が修得率と同じ割合で減少する。

緋の眼発現時のクラピカでもない限り、威力・精度を100%で使うことは出来ない、ジンのトレース能力は同系統能力は100%で再現できるとしても、別系統は劣化すると言う仮説がいくらか自然、打撃系のみと限定しているところからもそう伺える。

ジンがあえて動かなかったのはキルアの動向を掴んでいたからだろう。

というか、ゾル家に五大厄災の1つアイが匿われている事を知っていて、それらを踏まえた上でキルアがゴンの救済に活用するだろうと見越していたからだと思う。

パプやアイの被害者は内側世界でも確認されているという発言から、所在や概要も、ジンはちゃんと熟知しているんだろうと思う。