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メッシ契約延長拒否の理由と移籍先

メッシの契約は2021年まで残っているが、毎シーズン終了後に本人の希望で契約を解除できる条項が含まれていると報じられていた。

さらにバルセロナは“生涯契約”を望んでいるとが、キケ・セティエン監督をはじめとするチームスタッフと選手たちの間の確執が報じられるなど、クラブに関する様々な問題がリークされる現状を鑑み、また彼には無関係の問題まで責任を負わされることに心を痛め、メッシ自身の意向により交渉が一時ストップしているという。

そんなメッシの去就に世界中の注目が集まっている。

2004年のデビューから15年目のシーズンを迎えたメッシは、公式サイトのインタビューで去就について、「できる限り長くバルサにいたい。生涯にわたってバルサでプレーしたい。ここは僕のホームだからね」と話し、次のように続けた。

「だが、長期契約は望んでいない。フィジカル的にプレーでき、重要な存在であり、勝利を目指すプロジェクトの一員であれば、クラブにいたいと思う。今後もこのクラブでいろんなものを勝ち取り、大きなことを成し遂げたい。僕にとって契約条項やお金は意味がない。勝利を目指すプロジェクトの一員であることが最も重要なんだ」

メッシは常々「バルセロナが望む限り、このクラブでプレーする」と語っていたが、最近はロッカールームの自身に近しい関係者に「自分がクラブにとっての問題になりたくない」と漏らしているという。

また、タイトル獲得に向けたプロジェクトを描けていないクラブに対しても不満を抱きつつあるそうだ。

また、今シーズンの目標については、「僕らは全てを勝ち取りたいと思っているし、そのために取り組んでいる。

もちろん、チャンピオンズリーグで優勝したい。

しばらく優勝していないし、このクラブは再び勝ち取らなければいけないからね。

個人的にもまた優勝したいね」と話した。

バルサゲートの余波も影響か

まず、バルサゲートについて。

FCバルセロナの会長ジュゼップ・マリア・バルトメウら上層部が自身の立場を守るために『I3 Ventures』と契約し、選手や監督といったクラブに関係する人物や団体の悪評をSNS上に流出させていたスキャンダルが明るみになり、クラブ内に亀裂が生じた。

契約自体は『I3 Ventures』社側にバルサは計100万ユーロ(約120億円)近く払った可能性があるが、同等のサービスの市場価格はその1/8~1/10程度とされている。

クラブがSNS上で複数のアカウントを用い、利害関係のある人物を中傷したという疑いが持たれ、標的となった中にはチームの主力のメッシやピケの名前もあった。

簡単に言うとSNSでバルトメウ会長の評判を高めた一方でメッシなど選手の評判を落とすような働きかけをしたもよう。

事態は泥沼化で合計6人、このバルトメウ会長に忠誠的ではない副会長のルソー氏をはじめ、エンリケ・トンバス氏、役員のシルビオ・エリアス氏とジョセップ・ポン氏の4名に対して辞任を勧告していた模様。

さらに、マリア・テシドール氏とジョルディ・カルサミリア氏の役員2名も加わり、合計6名がバルトメウ会長の方針に反発し、連名で辞表を提出したという。

6名は共同声明で、外部企業と契約してSNSで所属選手やOB、次期会長候補者らに対する批判的な投稿を拡散させていた疑惑についても言及し、「メディアを通じて知った、“バルサゲート”として知られるSNSでの事件への不満も強調したい」と工作疑惑について批判。

「調査結果が出れば、責任の追及と補償が行われることを求めます」とコメントした。

大量の選手と別れの時か

クラブ首脳陣の混乱に加え、新型コロナウイルスによるシーズン中断の影響で、減収を余儀なくされ、クラブは財政面で苦境に立たされている。

3月末には実際に、選手のサラリーを70%削減することで合意に達していた。

こんな状況でバルトメウ会長は早急の新メンバー探しを余儀なくされている。

サッカー界の生ける伝説2人が一緒のチームになるかも

彼等2人を同じチームに並べても相乗効果を発揮することはないと思うし寧ろ互いの長所を打ち消しあうだけになる可能性が高いですが。

彼等がチームの中心選手として君臨する場合は周りの選手は常に彼等を意識してプレイする必要があり守備は勿論のこと、常時囮になる動きや衛生のようにポジションチェンジやスペースに走り込む動き出しなどが求められます。

バルセロナではスアレスやデンベレ、レアルではベンゼマやベイル。

今現在のユベントスではマンジュキッチやディバラがそうですね。

それが彼等を活かす最大限のチーム作りであり、サポート体制とも言えます。

もしメッシがユベントスに移籍しても、両選手守備に於ける貢献度は低いので前線のチェイスや自陣に戻りスペースを消す作業もお座なりになり、チーム自体も攻守のバランスを崩し現代サッカーの要であるトランジションの切り替えが遅くなることは明白。

とわいえ、2人が一緒にプレーしてる姿をみたいですね。