今回は、ダークナイト シリーズに初めて挑戦する人向けに、わかりやすくバットマンシリーズをまとめました。
バットマンといえば、DCコミックス。
近年のアメコミ映画は、マーベルが映画市場で猛威をふるっています。
エンドゲーム公開によりマーベルブランドは強化され、日本でも大ヒット。
マーベルの親会社はウォルト・ディズニーで、独立した会社でしたが、ウォルトディズニーにより約3700億円で買収されています。
Contents
ダークナイトシリーズ
ダークナイトシリーズ。
通称、ダークナイト・トリロジー(The dark knight trilogy)
クリストファー・ノーラン監督により製作された、一連のバットマンシリーズ3部作のことを指します。
歴代のバットマンシリーズにおいて、最も評価されている3部作です。 作品は次のとおり。
1 バットマン・ビギンズ(2005)
2 ダークナイト(2008)
3 ダークナイト・ライジング(2012)
ストーリーは、①~③全てが繋がっています。
ダークナイトの評価が異常に高いので、②からシリーズに挑戦する人が多い印象です。
バットモービルカッコいいですよね。
バットマン歴史は知っておいてもいいかと思います。
DCヒーローの中でも、スーパーマンに匹敵するほど歴史の深いキャラクターです。
バットマンって正統派のヒーロー?
©Warner Bros
DCコミックス社の人気シリーズを原作に、アニメや実写でも大人気のバットマン。
1940年代から映画も数多く製作されており、アメリカのみならず世界中で人気のキャラクターです。
努力と根性と財力で強くなったバットマン
スーパーヒーローとしては珍しく、バットマンはスーパーパワーを持たないキャラクターです。
大人になってバットマンとして活躍することになるブルース・ウェインですが、幼いころ目の前で強盗に両親を殺されてしまいます。
犯人への復讐心から、ブルースは世界中を旅して格闘技などあらゆる“強さ”を身につけました。
ブルース・ウェインは大富豪です。
ゴッサム・シティ最大の企業である「ウェインエンタープライズ」の筆頭株主を務めています。
幼い頃に強盗に両親を殺されたことをきっかけにこの世の悪と戦う決意をします。
ウェインは悪を憎み、正義感の熱い誠実な性格をしていますが、普段は軽薄なプレイボーイのふりをしています。
生まれ育ったゴッサムシティに戻ってきたブルースは、コウモリをモチーフにしたスーツを作ります。
表の顔である実業家として築き上げた財産で、バットモービルを代表する数々のハイテク機器を開発。
ブルースは悪と戦うために身体を鍛え、武術を学ぶと共に学問を究め、探偵術や犯罪の捜査などを学びました。
そしてウェインエンタープライズの資金と、執事であるアルフレッドの技術によってコスチュームや武器を揃えてバットマンになりました。
バットマンは犯罪者を許さないゴッサム・シティの正義の味方として自警活動に励んでいます。
バットマンは悪と戦うヒーローですが、基本的に人を殺さないという信条を貫いています。
両親を殺されたトラウマから徹底した不殺を貫いています
なので、彼は悪人にコウモリの焼印などを押して、最終的に警察が身柄を確保できるようにしているのです。
他のヒーローと異なり、超能力などではなく肉体と技、武器を駆使して戦います
普通の人間でありながら、努力で手に入れた力と独自のポリシー、そしてテクノロジーで悪に立ち向かっていく姿が、多くのファンの心を捕らえています。
「ダークナイト ライジング」までの最新のシリーズはクリストファー・ノーラン監督が始めました。次の3作品です。
1.「バットマンビギンズ」(2005)
2.「ダークナイト」(2008)
3.「ダークナイト ライジング」(2012)
以前、ティム・バートンが始めたシリーズが4作品あります。
1.「バットマン」(1989)
2.「バットマン リターンズ」(1992)
3作目以降は、ティム・バートンが監督を離れますが、
3.「バットマン フォーエヴァー」(1995)
4.「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」(1997)
があります。
それぞれ、製作順(公開順と同じ)に見るのがオススメ。
今ではヒーロー映画の第1作目はそのオリジンを描くのが普通になっていますが、その流れを作ったのは、このクリストファー・ノーランの「ダークナイト」三部作です。
過去にも多くのバットマン映画が作られてきましたが、ブルース・ウェインがなぜ、どうやってバットマンになったのか、というオリジンを描いた作品はありませんでした。
バットマンというヒーローと彼の行動理念を理解するために、まずは「ダークナイト」三部作を公開順どおりに観ることをおすすめします。
「ダークナイト」完結後は更に「アベンジャーズ」のように「DCエクステンデッド・ユニバース」が始まります。
①マン・オブ・スティール
②バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
③スーサイド・スクワッド
④ワンダー・ウーマン
⑤ジャスティス・リーグ
⑥アクアマン
この中でバットマンが出演するのは②③⑤です。
バットマンの最大にして最凶と言える宿敵ジョーカーの正体
どのシリーズでも口の両端が極端に吊り上った引きつった様な笑みの白塗りの顔に、紫と緑色を基調としたスーツで身を包んだ、シュミの悪いピエロのような風貌をしている。
外見通りにその内面も、「犯罪界の道化王子」という異名の通り、奇人変人揃いのバットマンの悪役の中でもトップクラスに常軌を逸している。
平凡でつまらない世界に、自らのジョーク(=犯罪)を利かせることを信条とする悪のカリスマである。
彼にとっては、起こす犯罪は殺人を含め全てジョークである。
一般人にとってみれば趣味の悪いジョークをたびたび口にし、理解不能で理に適わない行動が多く、混沌の象徴などとも言われる。
彼の恐ろしさは「何を考えているか、何をしでかすか、さっぱり予測できないこと」にある。
何度も捕らえられているが、完全に狂っているため、アーカムアサイラム送りになるのが精々でそのたびに脱走している。
そのデザインとキャラクター性はバットマンの完全なるアンチテーゼそのもの(バットマンの「黒一色の衣装」「黒いマスクと口を真一文字に結んだ仏頂面」「厳格なまでの正義と秩序への執着」に対し、ジョーカーは「派手で洒落た服装」「真っ白な顔面と極端に引きつった笑顔」「秩序の破壊と正義や道徳への懐疑・嘲笑」)であり、代表的な服装は紫のスーツにオレンジのインナー。
これまで創造されたアメコミ・ヴィランの中でも最も偉大で完璧なライバルキャラクターとされている。
いわばバットマンとジョーカーは宿敵同士であると同時に表裏一体の分身同士でもあるとも言え、『バットマン』シリーズ作品の中ではこの部分をテーマに据えたものもある。
最初の登場は1940年(Batman #1)で、以降バットマンの最凶最悪の宿敵として同シリーズに君臨しつづける。
町を引っかき回すコミカルな悪役から、人々の良心を嘲笑し、これに挑戦する哲学的な狂人まで、幅広い役を持つ。
原作コミック、映画シリーズなどで設定は一定していないが、外見と性格はほぼ同じ。
ジョーカーの能力
狂気に満ちた人間性の一方で、知性そのものは冴え渡っており、残酷な策略でバットマンや市民を陥れ、身体能力的には上のチンピラですら手玉に取る。
薬学や化学を始めとする様々な工学知識にも精通しており、「ジョーカー・ヴェノム」のような悪趣味な効能を発揮する毒物を生成して利用することもある。
胸に着けたコサージュから毒やガスを噴出したり、ビックリ箱やトランプなどのジョークグッズなどで相手を小ばかにするような戦いをする。
手や足から仕込みナイフが飛び出すことも。
精神に異常をきたしており、つまらない世界・社会に自分なりのジョークを利かせることを目的としている。
彼にとって全ての犯罪はジョークであり、バットマンを苛立たせることもその一つ。
彼の行動を「偽善」「独りよがり」として嘲笑し、ことあるごとに彼を怒らせる。
ジョーカーが存在できるのは『バットマン』という作品が存在するからであり、バットマンがヒーロー(善)でいられるのはジョーカーというヴィラン(悪)が存在するからでもある。
「なぜジョーカーは現れるのか?」と問われれば、その答えは「バットマンがいるからだ」と言っても過言ではなく、『ダークナイト』や『レゴ バットマン・ザ・ムービー』等のように、『バットマン』シリーズそのものが持つこのメタ的な構造に踏み込んでジョーカーとバットマンの関係性を描いた作品も少なくない。
敵を殺さないというバットマンの信条ゆえ、騒動を起こすたびにバットマンに捕らえられ、アーカムアサイラムに収監されるが、毎回脱走する。