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ロナウドの全盛期はんぱない

ナイン
ナイン
ロナウドって全盛期のとき「怪物」っていわれてたみたいですが、どういうところが「怪物」なんですか?

・最強プレーヤーだった。 ← あのロマーリオが自身の全盛期より上と認めた。

バロンドール獲得後のジダン、ロナウジーニョ、カカも自身より上と認めていた。

・全盛期のスタム、テュラム程のDFがマークしても簡単に抜かれる程凄かった。

・特にドリブル~シュートによる得点力については、全盛期のマラドーナを圧倒!スピード、パワー、スタミナ、リーチ、テクニックの全てロナウドが上。

・ロマーリオとの2トップは「史上最強」と呼ばれた。 ← ROROコンビ

・20歳でFIFA年間最優秀選手1回目(最年少)

・セリエA参入1年目の外国の最多得点記録(25点) ← 既にFIFA年間最優秀選手を受賞し、マークの厳しさは他の選手の1年目と比較にならない。

相方君
相方君
cロナ、ルーニー、メッシ、カカ、トーレス、これらの選手の長所を取り入れて作った選手でも、あの頃のロナウドになれるかどうか・・・

・21歳でFIFA年間最優秀選手2回目&バロンドール1回目(最年少) ← ベストの記録を31,2年ぶりに更新

・21歳でW杯2回目の出場 ← 世界一難しいセレソンCFW。ペレとは状況が全く違う。

・21歳でW杯MVP(最年少) ← 優勝チーム以外から初。膝に注射を打ち、絶不調と言われながら。

・18,9歳から、故郷から遠く離れた欧州で活躍できる精神力。 ← 凄いのは体力や技術だけでない。

ロナウドが怪我をしなければ、ジダンは世界NO1になれたかも

マシューズ
ディステファノ
プスカシュ
ペレ
クライフ
マラドーナ

皆偉大な選手ですが、20~21歳の時点では、世界NO1プレーヤーでなかったと思います。

トップクラスであってトップでない。

彼らよりもずっと後に生まれ、遙かに厳しい競争(全く比較にならない)の中で世界NO1になったロナウドは超早熟の天才です。

4歳年上のジダン、フィーゴ、リバウド、ネドベドよりも先に主要個人タイトルを獲得したのですから、本当に凄いことです。

控えめに言って「大天才」、大袈裟に言って「超人」です。

全てが規格外です。

バルセロナの日々は1年で幕を閉じたが

1996年にPSVからバルセロナに移籍したロナウドは、リーグ戦で37試合34得点という驚異的な数字を残し得点王に輝く活躍を見せた。

しかしその翌年、当時の史上最高額となる移籍金(1900万ポンド=約27億円)でインテルへ移籍。

バルセロナでの日々は1年で幕を閉じることになったわけだが、当時のことについてロナウドは以下のように語っている。

ロナウド

「バルセロナでのシーズンが終わった後、もちろん契約延長のオファーにサインしようと思っていた。でも、私は休暇を取ってブラジルに帰った。それから5日後にクラブに電話をかけたら、契約延長は不可能だと言われたよ」

「私はチームに残りたかったが、バルセロナは私を評価してくれなかった。私の意思ではなく、移籍することになったんだ」

バルセロナ→レアルマドリードへの移籍

ロナウド氏はインテルへ移籍した5年後、レアル・マドリードに新天地を求め、再びスペインでプレーすることになった。

この【禁断の移籍】に関しても語っている。

ロナウド

「いつしかレアル・マドリードでプレーすることが私の夢になっていた。代表のチームメイトだったロベルト・カルロスが、いつもマドリードの良い印象を話してくれたんだ」

「そして、自分の目で確かめたいと思った。実際には、想像よりずっと大きなクラブだったよ!選手たちには大きな期待とプレッシャーがかかるけど、今も偉大な素晴らしいクラブのひとつだね」

戦車がフェラーリの速さを手に入れた感じ

1990年代から2000年代にバルセロナ、インテル、レアル・マドリー、ミランとメガクラブを渡り歩いているが、とくに語り草となっているのが、バルサ時代の1996-1997シーズン。

公式戦49試合で47得点というとてつもない決定力を見せ、当時のボビー・ロブソン監督が「私の戦術はロナウドだ」と語ったほど・・・

作戦→ロナウドで

全盛期はポジショニングは関係なかった。

空いているスペースにボールを出せば、ボールに近い位置の敵DFよりボールに遠い位置のロナウドの方が早くボールに到達するんです。

敵DFを追い越してボールに追いついちゃうんですね。

ここまでのスピードなら歴史上数人いるんだと思います。

彼はそこからトップスピードでドリブルコントロールができたんですよ。

しかも両足で・・・

このドリブルのトップスピードでのボールコントロールテクニックが凄いんです。

さらに、そのままのドリブルスピードで方向転換してDFを抜いてゴールまで突進できたんですね。

マジ戦車+フェラーリ。

このトップスピードでのドリブルで方向転換して見せたボディバランスこれも尋常じゃないです。

ロナウドが止められないというのは、「空いてるスペースに出したら、ゴールまで突進できてしまう」能力です。

ゴール前まで突進できてしまうわけですから、後はゴールキーパーと一対一の絵に。

すると後は2通りの選択肢。

丁寧にコースをついたシュートを狙うか?GKを抜くか?

しかもシュートは両足で打てる上に精度が高い。

つまりゴール前でのストライカー能力も高性能。

つまり、一人でゴールを奪える能力を持っていたんです。

メッシが敵陣を崩していいところにパスを出して、エトーがいいポジションとってシュートする光景をよく見るでしょ?

これが普通なんです。

「敵陣を崩す」→「決定的な形を作る」→「シュートしてゴール」。

ゴールに入る前は、だいたいこの3つの行動をしているんです。

しかし「全盛期ロナウド」はですよ。

敵陣でパスを受ける→DFを突破しゴール前まで行ける→ゴールを奪う。

いいかえると、一人で「敵陣を崩す」→一人で「決定的な形を作る」→「シュートしてゴールする」しかも高い決定率で。

1人でチャンスメーカー+フィニッシャーを高いレベルでこなすんです。

もしくは、チャンスメーカー不要のストライカーなんです。

これが怪物と言われるゆえんです。

怪我がなければ・・・どんなことになっていたか。