ライフワーク

幽遊白書の終わり方と飛影と蔵馬の関係

幽遊白書の魅力って個性的なキャラクター達が沢山いるとこだと思う。

正式タイトルは『幽☆遊☆白書』。

通称:「幽白」。

「週刊少年ジャンプ」にて1990年51号から1994年32号まで全175話(1994年15号のみ休載)が連載された。

既刊は単行本全19巻、完全版全15巻、廉価版全9巻、文庫版全12巻、コンビニコミックス版全9巻。

ドラゴンボール、スラムダンクと並び、当時のジャンプ黄金時代の三大人気作の一角だった

 

最初はオカルトの要素を取り入れたコメディとしてスタートしたが、やがて格闘異能力バトルに路線変更し、大ヒットとなった。

だが、魔界統一トーナメント編にて途中から大幅に内容を省略してエピソードが終了(そのため、魔界統一篇はアニメ化に際しオリジナル設定が多く取り入れられた)し、その後初期のオカルトコメディ路線に戻り、数回の掲載を経て連載が終了した。

ちなみに当初は『幽遊記』というタイトルを予定していたが、『珍遊記』の連載が既に決まっていた為、アンケートミスが起きない様、担当の指示で今のタイトルとなった。

ラストの4人で写っている写真が飾ってある部屋って誰の部屋なのか

 

素敵な部屋ですよね。

こういう終わり方も好き。

予想なので確かなことは言えませんが、船のプラモデルにゲーム機があるので幽助の部屋だと思います。

母と暮らす自宅マンションの幽助の部屋だと思います。

14巻の152ページ4コマ目を見てください。

幽助の部屋の一部が描かれていますが、こことラストの写真が落ちた部屋が似ています。ね

ゲーム機がセットされてて、テレビの位置もほぼ同じ。

なので予想ですが幽助の部屋だと思います。

作品の最後に締めの演出としても、映し出される部屋が主人公以外の部屋だとは考えにくいですし。

蔵馬はゲームやプラモはやらないと思うし、桑原の部屋にしてはあまりに小綺麗。

勉強にハマった桑原の部屋があれほど簡素・スマートなのも違和感があります。

 

最終話は目が覚めて大会が終わったのではなく、戦いが終わって人間界に戻った蔵馬と桑原の会話のシーンになります。

原作ではここで幽助が合流し、大会の結末(煙鬼が優勝して魔界の王になり、人間界に迷惑をかけない法律ができた)を伝えます。

そしてコエンマがえんま大王を告発し、霊界は魔界の穴を閉じた事、霊界の悪事の話をします。

その後幽助はラーメン屋をやりながら妖怪との問題の何でも屋をする

こういうショートストーリー大好き。

で、それぞれの日常やテロリストによる霊界乗っとり事件などがあります。

最後に幻海師範がなくなり、その遺産である山の権利をみんなでもらい最後に海で遊んでエンドです。

幽助の作るラーメンは美味しそうです。

酎ら6人が修行して黄泉の所にきた時妖力値10万オーバーでした、これは魔界3大勢力のNo.2(幽助らがなる前の)を軽く超えています

 

各軍のNo.2の妖力値は↓

北神:36,000

鯱:37,800

奇淋:89,500

ですので、10万は三大勢力のNo.2を軽く超えています。

なお、この時の蔵馬は約15万でさらに上です。

ただし、能力値は他に、体力、攻撃力、守備力、特殊能力の4つがあるので、妖力値が高ければ必ず強いとは限りません。

とは言え、幽助と蔵馬に酔ら6人を相手にすれば黄泉でも妖力の半分は削られるとされているので、三大妖怪と少しは戦えるレベルだと思われます。

蔵馬が時雨に苦戦するのは少し設定がおかしいと思いますが。

とは言え、幽助は黄泉、飛影は骸、蔵馬は雷禅の旧友(九清)、酎はトーナメントでは雷禅の旧友(なつめ)に敗れていますので、負けた相手が判明しているキャラは納得の結果です。

 

酎達はみんな妖力値が10万超え、これは3大勢力のナンバー2より高い。

躯のナンバー2の奇淋よりも高い。

躯の77人いる直属の部下で最弱と言われた時雨はトーナメントで蔵馬と互角だったのに。

蔵馬は酎達より強いはずなのに、つまり蔵馬や飛影が魔界に行ったとき〜トーナメントまでに時雨はありえないくらいのスピードで成長したと考えるしかない。

当然、幽助と修行していた北神もおそらくは10万は超えていたと思う。

10万って言ったら戸愚呂100%よりも上、仙水よりもなんじゃないかな。

 

幽助、飛影、蔵馬を除けば十分No.2になれる可能性があるでしょう。

3大勢力No.2で最大の妖力値を持っていた奇淋ですら約9万ですから。

トーナメントで負けた相手も、酎のように明確に描かれているのは、黄泉と互角以上の妖力と言われた雷禅の旧友たちです。

 

物語が平和的に終わったの旧友達のおかげかもしれないですね。

 

ただ、妖力値15万以上の蔵馬がトーナメントで骸の直下兵77人の中で最弱らしい時雨に苦戦して、蔵馬曰く勝てたのが不思議とのことなので、妖力値だけで強さが語れるとは限りません。

アニメでは妖狐蔵馬ではなく人間の姿で戦っていたための苦戦と描かれていましたが。

格闘技のトーナメント形式に関しては優勝した=最強ではないのです。

トーナメントは組み合わせ次第で優勝候補同士が初戦でぶつかることもあるからです。

だから運もかなり関係してくるのですね。

戸愚呂兄弟のグラサンをかけた背の高い方で、元人間のB級妖怪

 

戦闘時は厳格かつ冷徹なイメージが強い。

普段の彼は他人を気遣うなどの言動も見られ紳士的。

ちなみに愛煙家であるが、その一方で風貌に似合わずお酒が苦手という意外な一面も。

オレンジジュースをください。

アニメ版ではバイクに乗るシーンも描かれている。

相手の力量に応じて筋肉の量をコントロールする能力を持つ。

80%ともなると、パンチの風圧(空拳)でさえも破壊力を持つ。

100%では指を弾くだけで空気の弾丸(指弾)を撃ち出せるなど、桁外れのパワーを発揮する。

大抵の相手には30〜45%で戦うが、80%になるとこれまで以上に筋肉が発達し(80%で戦ったのは、戸愚呂チームの3人と幻海と幽助)、見た目はさながら肉の鎧といったところで、更に放出された妖気を浴びた者は弱者であれば即死に至る。

 

単純な筋力も見た目も相応に上昇し、幽助に暗黒武術会参加を告げに来た際には60%で建設中のビルを僅か数分足らずでほぼ全壊させ(アニメ版のみ)。

武術会決勝戦では飛影と武威の戦いで崩壊した石盤のリングの代わりを調達するべく、準決勝前の会場からリングを担いで来るなどしている。(この時は何%だったかは明かされていない)。

そして100%となると「100%の俺は今までの俺とは別の生き物だ」と称する通り、外見が化け物じみた姿になる。

この姿になるとエネルギー消耗が激しいらしく、生者・死者を問わず、常時周囲の者のオーラを吸収し餌とする(100%になったのは幽助が初めて)。

従って、周囲への被害という点においてはA級・S級妖怪以上の厄介さとも言えなくもない。

のちに妖怪の強さをD級~S級に分けるランク制度が出てきた際は、B級妖怪の上位とされた。

この強さのレベルを説明する情報として、「S級妖怪は霊界ですら手が出せん」、「特防隊の手にかかれば、A級妖怪とて無事にはすまん」という台詞があり、ここから推測するとB級は多少厄介な程度であり、手出しできないほどのものではないと見ることができる。

仮に強さ的にはA級だとして何故B級と判定されたかでいくらでも考察できるのが面白い。

ぱっと想像できるだけでも↓
・霊界が100%の強さを把握していなかった。

・A級が問題を起こそうとすると霊界は対処しなければならないだろうからそれが面倒であえてB級とした。

・100%はエネルギー消耗が激しく、直ぐに餓死する一時的な強さだから戸愚呂も100%にはほとんどならなく、放置で問題なかった。

・特に人間界を壊すほどの破壊行動をせず、危険な思想も危険な特殊能力もないので放置した。

とかいくらでも妄想できますよね。

これが幽遊白書の面白いところ。

霊界特防隊の説明に「人間界の妖怪がA級になると討伐出動する」とあるから、A級は問題を起こそうとしなくても「存在という罪」で殺される。(まさに幽助転生時のあの状況が発生する)

しかも特防隊のあの頑迷さだから、知ってたら出動したのは間違いないと思う。

そもそも、100%がA級なら暗黒武術会の100%開放時にアラート鳴って特防隊がすっ飛んで来そうな気がしますが、そこは霊界探偵の幽助が勝てばいいってことで様子を見てたと考えてもいいです。

最後は「100%中の100%」というフルパワーで幽助の最後の渾身の霊丸をガードする。

この霊丸は120%の力で放たれており、フルパワー状態の戸愚呂でも完全に防御に回らざるをえなかった。

また、(締め潰す事には成功したがその時点で余力は無かったと思われる)も、限界を超えたフルパワーの反動で肉体は崩壊。

初めて全力で戦えた事を幽助に感謝し、仲間の大切さに気付き最期を迎えた。

そういえば、るろうに剣心の志々雄真実も最後は限界を超えて体が発火しましたよね。

自分のパワーに体がついて行かず自滅するというのは死に様としてはかっこいいです。

兄と弟は元は人間であり、幻海とは武術仲間であった

 

しかし50年前、潰煉という凶悪な妖怪に弟子たちを皆殺しにされてしまい、復讐の鬼と化す。

当時の暗黒武術会にゲストとして招待され、決勝で潰煉と対決。

彼を殺害し、敵討ちに成功するが、自分の驕り故に弟子を死なせてしまった罪の意識までは消えなかった。

 

そして、優勝の褒美で妖怪に転生。

さらなる強さを求めるためという名目であったが、実際には戦いの中で、自分を否定し、倒してくれる誰かを期待していたのである。

彼の心象が影響しているのかは定かではないが、100%の姿は怨敵である潰煉に酷似していた。

死後は格闘家としての功績から軽い地獄の罪で済む筈だったが、自らの意思で最も過酷な地獄「冥獄界」へと赴き、永遠とも言える苦痛を味わった後の完全な消滅という罰を以て罪滅ぼしをする事を選択。

冥獄界へ続く道で若き日の幻海と再会し、幽助が自分と同じ道を歩まないように、幻海に幽助の事を託して冥獄界へ去って行った。