シャーマンキングとは、ほぼ打ち切りで終わった通常版コミックスに、383ページの描き下ろしを追加した完全版。
これは通常版に対して追加シーンや追加セリフもある。
さらに講談社に連載を移し、完全版を改定して、麻倉葉、蓮、ホロホロ、リゼルグ、ハオなどが、シャーマンファイトに参加する前のエピソード「シャーマンキング0-ZERO-」、葉とアンナの息子、麻倉花を主人公に据えた「シャーマンキングFLOWERS」、連載中の「SHAMAN KING新章-プロローグ-」を加えたKC完結版があります。(全35巻予定)
完全版は全27巻で紙の書籍で売っていますが、完結版は電子書籍です。
電子書籍を読めない環境なら完全版がいいでしょう。
コミックスの続きから載ってるのは、この巻から
完全版は26巻の中盤(具体的には第287廻「グッドモーニング ムー大陸」)からが、コミックス32巻の第二百八十四廻「「おやすみ」の続きになります。
27巻は丸々全部が書き下ろしの完結編になっています。
又、24巻に収録されている、第265廻「悪の正体」 第266廻「真実の正義」が書き下ろしになっています。
内容は、連載時に描かれなかった、マルコとラキストの決着編です。
因みに、通常版のコミックス32巻に載っていた第二百八十五廻「夢のあと」は内容が書き足される形で、第295廻「夢のあと」として27巻に掲載されています。
先頃発売された「マンタリテ」には本編終了後の後日談が2編掲載されています。
シャーマンキング完全版とシャーマンキングKC完結版の違いとは
完全版はA5サイズの書籍のみで、巻数は全27巻。
こちらは、通常版では描き切れなかった真のエンディングが見れるのが一番の強みです。
あとは、21巻から巻末に描きおろしのおまけ漫画が付いています。
本編では描かれなかった各キャラクターの話だったり、〇〇〇・・・など、 内容的には大満足ですが、いかんせん場所をとりますし、今からそろえると、新品を購入するのは中々難しいので、そこがネックになるかと思います。
KC完全版をざっくりと言えば、通常版と完全版のハイブリッドのような感じです。
ストーリー的には、完全版と同じ真のエンディングのストーリーを採用していて、通常版ではモノクロだった扉絵などが、完全版のカラーページが差し替えらえれています。
ただ、巻数が35巻近くと完全版よりも巻数が多くなっていますので、そこが悩みどころ。
余談ですが、完全版を購入した時に中に入っていたチラシには↓の事が書かれていました。
武井宏之先生は完全版というメディア上で「シャーマンキングを再連載していた」。
完全版とJC版との修正差分をリスト化しようというネット上の有志の試みは難航している。
理由は簡単だ。 「修正されていないページの方が少ない」から。
決めゴマ、レギュラーキャラ初登場時の定まっていない絵柄のアップデートを皮切りに、人称や口調の統一、技名の修正変更、シャーマンファイト全体の流れに関するセリフの調律まで、手が入っていない箇所は皆無。
いくつもの扉絵が新たに描き起こされ、改修された。
アンナさんも美人に。
潤さんも美人に。
ハオ様もさらに美人に。
つまり、全27巻隅々まで全面加筆修正(ページ全体描き直しもあり) 物語要所から作家魂燃える趣味のページまで!
全原稿に目が通され、描き直しや画稿修繕が行われているということですね。