前世と今世では生まれる国も姿形もまったく違った風に生まれることもあることから、
今メジャーで大活躍中の大谷翔平はベーブルースの生まれ変わりだという説もまったく否定ができないものでもないのではないでしょうか?
生まれ変わるときは、死んでいく時の気持ちと母親となる女性の気持ちが共鳴した所に生まれるそうです。
これを感応妙と言います。
感応とは相手が楽しそうにしていればこちらも何となく楽しい気分になり、悲しそうにしていれば悲しい気分になるようなものです。
死にゆくときに、多くの人に感謝されながら幸せな気持ちのまま死んでゆけば、母親となる女性も多くの人に祝福されながら幸せの中で出産していることになります。
反対にだれにも看取られることなく、一人寂しく死んでゆけば、母親となる女性も一人寂しく出産していることになります。
趣味が同じ人が引き合うように、同じ境遇の人どうしが共感し引かれ合うのです。
生きているときスポーツが好きでスポーツ選手であったら、生まれ変わるときスポーツが好きな家庭に生まれるということも考えられます。
ただ仏教では感応し合うのは人間だけとは限らないと言っています。
日本人は死んで生まれ変わるまでの期間を「あの世」と考えているように感じますが、あの世がどうなっているかと言うと、夢を見ているようなものだそうです。
前日に楽しいことがあれば楽しい夢を見、辛いことがあれば悪夢にうなされる。仏教では、生と死の中間は睡眠と同じであると説いています。
睡眠を挟んでいても,昨日と今日が継続しているように、生と死も今世と来世は断絶しているのではなく継続しているのです。
要するに前世も今世も来世も断絶しているのではなく、「あの世」を挟んで連続しているということです。
ですからベーブルースの生まれ変わりということも有りだと思います。
テレビで前世のことを記憶している子供の特集番組を見たのですが、生まれ変わるまでに50年くらい要しているようでした。
仏典によると成仏できた人は四十九日と言われていますが、地獄に落ちた人は何百年もかかるようです。
大谷はもはや二刀流どころか三刀流な件
ポテンシャルなら既にベーブ・ルースを超えている感じが・・・。
なんせ大谷翔平のポテンシャルは野球史においてNo.1と言っても過言ではないですから。
100mphを超える球を投げ、500ftを超える打球を放つ選手なんて前代未聞です。
その上、足も球界トップクラスに速い。
もはや三刀流ですよ。
ただ時代の違いもあり、数字の上でベーブ・ルースを超えるのは極めて厳しいと思います。
大谷が一選手としてベーブ・ルースを超えることは不可能です。
投手として通算94勝、打者として通算714本塁打という成績は、いくら大谷でも超えることは難しいでしょう。
ただし、「二刀流として」という条件であれば大谷がベーブ・ルースを超えることも可能だと思います。
というのも、ベーブ・ルースが実際に「二刀流」として活躍したのは、実は1918年と1919年の2年間だけしかありません。
その他のシーズンは主に投手と打者のどちらかで出場したので、最終的には上記のような通算記録を残しましたが、実際には大谷のような「二刀流」として全てのシーズンで活躍したわけではないんです。
もちろん、有名なシーズン60本塁打という記録も、打者に専念したルースが打ち立てた記録です。
では、実際ルースが「二刀流」として活躍した2年間の記録はどうだったかと言うと、投手としては最高でも13勝、打者としては最高でも29本塁打と、決して高い数字ではありません。
すでに大谷は「二刀流」として33本ものホームランを放つているわけですから、あとは投手として14勝以上をいずれ記録することが出来れば、大谷が「二刀流として」はルースを超えたということになります。
ベーブルースが真に「二刀流」で活躍したシーズンはレッドソックス時代
ベーブルースが真に「二刀流」で活躍したシーズンはレッドソックス時代の1918年と19年です。
その時の彼の成績は、 1918年:ホームラン11本、打点66、打率300。 13勝7敗、奪三振40、防御率2.22。
1919年:ホームラン29本、打点114、打率322 9勝5敗、奪三振30、防御率2.97
当時と現在では野球の条件やルールや同じではないので単純に比較することは非常に難しいです。
よって私の考えでは1シーズンで大体次のような成績が挙げられればルースを追い抜いたといえるんじゃないかと思います。
ホームラン30本、打点100、打率280、10勝、奪三振50、防御率3.00。
投手としても94勝していますから、そういう意味では大谷も届きませんが、
投手としては主にレッドソックス時代の6年間で、20勝も2年あります。
ただ、その2年は打者としては、「打撃の良い投手」程度のもので、大谷のように「二刀流」というイメージではなかったと思います。
でも、9勝した年に29本塁打でタイトルを獲っています。
打者として本格化したヤンキース移籍後は、1~2勝でした。
二刀流の成績で言うと、ベーブルースが実際に二刀流でシーズンを送ったのは10シーズンほどです。
1917年は投手としてすごい成績を残していて、24勝、ホームランは2本です。
打者としては52試合に出ています。
今の大谷選手に比べると圧倒的に打数が少ないです。投手に力を入れていて打者はたまに出ている感じです。
1918年は投手として13勝、打者としては11ホームランです。
1919年は投手として9勝、打者としては29ホームランです。
なにより2桁勝利、2桁ホームランを記録したのはベーブルースだけです。
大谷選手のホームラン数は今年えげつないですし、それだけでももちろんとてつもないことですが、勝利数2桁いけば時代は違いますがベーブルースの記録に並ぶかもしれません。
レッドソックス時代は投手としてはとてつもなくすごい投手だったのですが、打者としてはボールの違いもありますが6年間でたったの49本です。
その後のヤンキースでは初年度では4イニングだけを投げ、翌年も9イニングしか投げていません。
ほぼ打者専念をし、打者としてはとてつもない成績、それこそ60本塁打を記録しました。
正直このことを考えると今の大谷選手は打者、投手両方をこなしながら、ホームランは年間60ペースですし投手としての成績も素晴らしくレベルが高いです。
エンゼルスの中継ぎが良ければ余裕で2桁勝利はいける試合内容ばかりです。
今の方がカットボールなども増え球速も上がりレベルが高くなっているのを考えると圧倒的なのがわかると思います。
もはや伝説を目にしてると言っても過言でもない
今まで100年間大谷のような選手が出てこなかったのは確かですし、大谷選手はとにかくレベルが高いのですが、厳しいとは思います。
何より今はベーブルースの時代と違い、中継ぎ、抑えなどとにかく役割が専門化され特化されている時代です。
一つの試合でも打者としていろんな投手と戦わなくてはなりませんし、ピッチャーとしてもマウンドに上がり、なにより一つの試合で行ったり来たりですよね。
盗塁もしてます。
打席に立つために守備につくこともありますし、それを繰り返す体力や野球IQや能力を持つ人がそう簡単に出てくるとは思えないです。
ベーブルースは野球の神様と言われてますが実際に自分は見たことがないため、架空の存在のように感じている人がほとんどです。
これから大谷選手をきっかけにたくさんの二刀流選手がでてくるのはもちろんですし、
メジャーで本気で二刀流をすることができるという選択肢を作ったのは偉業だと思います。
真のホームラン王というからには単に個人の記録だけではなく野球という競技への貢献度も評価しなくてはなりません。 ベーブ・ルースの本塁打は米国では数ある人気競技のひとつに過ぎなかった野球の地位をアメリカスポーツ界の不動の王座にまで押し上げました。 ハンク・アーロンの時代の野球はすでに米国スポーツ界の王座ではありませんでしたが、それでもまだアメリカンフットボールと全米の人気を二分するスポーツでした。アーロンがホームラン記録を樹立した全米視聴率は22%を越えていたのです。広大なアメリカでは大した数字です。
バリー・ボンズの時代は野球はすでにバスケットボールに抜かされて三番手のスポーツに転落した時代でした。実際に彼がMLBのホームラン記録を達成した試合も盛り上がっていたのは現地に集まった、せいぜいウン万人の観客動員数だけで全米視聴率は1%のていたらく。同時期に開催していたNFLのオープン戦にすら惨敗していました。
そうしたことを加味すればルース>アーロン>ボンズでしょう。
ルースは1919年に29本塁打を打ちましたが、これは当時のシーズン最多の新記録。
そして翌20年にはほぼ倍増の54本塁打、更に翌21年には59本塁打と3年連続でシーズン本塁打のMLB記録をして更新。
更に27年には聖域と言われたシーズン60本塁打。
1人で都合4回もシーズン本塁打記録を更新しています。
それからベーブ・ルース以前の通算本塁打記録保持者はロジャー・コナーの136本。
それと54本塁打、59本塁打した1920年、21年はいずれも2位に35本もの差をつけました。
そして本塁打王はMLB最多記録12回。
いかにルースが突出しているかがわかります。