第1回WGPで、決勝進出のために絶対ポイントを落とせないプレッシャーに苛まれた烈。
そして、対オーディンズ戦の最中、藤吉がスピンコブラに怪しい装置を積んだせいでトラブルでリタイアし、さらに豪が「ポイント数で勝てるから無理せず2位でゴールしろ」という自分の指示を突っぱねてニエミネンと張り合いコースアウトしてしまう。
その様子を見て「自分が1位でゴールするしかない」と猛スピードで追い上げた結果、
コースアウトして烈はマシン共々崖から転落し重症を負ってしまう。
それと同時にチームリーダーを務める自信を失った烈だったが、
豪を始めとした周りの言葉により、純粋にレースをする楽しさに立ち返って復活、病院内でボディをデザインしていった。
その後、豪をおとりにして病院を抜け出して土屋研究所に赴き、ハリケーンソニックを進化させていく。(身代わりになった豪が大変なことになったが)
決勝進出をかけた中国・小四駆走行団光蠍、ロシア・CCPシルバーフォックスとの三つ巴のレースでは、もはや童心に返ってしまった烈の発案により、
一人一人が自力で相手を追い抜いて勝つ、もはやフォーメーションと呼べない「フリーフォーメーション」で勝利した。
ファイナルステージ2日目(99話及び「神回」の呼び声も高い100話)では、ドイツ・アイゼンヴォルフのミハエルのベルクカイザーと激闘を繰り広げる。
ハリケーンソニックと同じくサイドローラーを付けている。
こちらの必殺技「バスターターン」は、フロントダンパーによってコーナーでノーズを沈み込ませ(同時に前輪が後ろにスライドする)、
車体全体をウイングにして強力なダウンフォースを生み出し、ストレートでは元に戻してダウンフォースを減らしスピードを稼ぐ仕組み。
練習走行時のタイムは、マシンがまだ完璧でないにもかかわらずビートマグナムとコンマ7秒ほどしかタイム差がなかった他、
余談だが、ドラマCDではパワーブースター発動時のバックブレーダーと互角の走りを見せた末に同着2位だったので、
直線スピードもかなり速く、ポテンシャルはかなり高いと思う。