今は心配症で済みますが、それを繰り返していたら強迫性障害という心の病になります。
自分の中で心配になってもここまでしか確認しないなどの線引きが必要です。
不安自体は生きていくため絶対に必要な事で、悪では無いのです。
ただ度が過ぎた不安で日常生活に支障が出る。
また、強い生きづらさを感じているとなると、治療の対象となります。
実際に仕事でも計算式の確認などエラーが出ていたりとか、明らかに不自然な結果が出た時と間違えて計算式消してしまった時に、
一度作業を停止して、戻り中身を確認します。
それ以外は見ないです。
普通の人はどこまで気にしているか気になりますよね。
ただ、これは明らかに強迫性障害の入口にある人間が考える心理です。
本当にこれ以上深みはまらないよう気をつけて下さい。
最初はこのルール通りやっても不安で仕方ないかもしれません。
しかし、この不安を我慢するのが実は強迫性障害の治療法なのです。
でもその我慢がつらくてつらくて気が狂いそうになるなら薬が必要となります。
普通は最初はつらくても自然とどうにかなります。
時間が辛さをやわらげていくのです。
しかも、この病の厳しいところは一度発症したら完治はほぼ望めないところです。
自分の中でずっとコントロールしていかないといけません。
ダイエットと似てますね。
適正が60kgだとすると70kgが強迫性障害。
かと言って極端にチェックしなくなるのが社会人として不適格になる50kg。
美味しいものをたくさん食べると(確認しまくりの状態)楽になるけど、体重は増えてすぐに70kgになります。
かと言って全くチェックをしないと栄養不足でいろいろと問題が出るという事です。
似た様なモノに、家の鍵や戸締り、ガスの元栓閉めたかとか、電気の消し忘れとか、色んなタイプが有ります。
仕事が出来ない訳では無く、そんな傷害を持っているだけの話なので、ADHDとは違います。
ミスや漏れ抜けが頻発に有る訳でも無いので、"まーいいか!"・・・みたいに気楽に振る舞える様にすれば良いとは思いますが、なかなか出来ないのも分かります。
なので、時間を決めてやるしか無いのかな〜。
私は、時間が無い時は適当にやってしまいますが、時間が有ればギリギリまでやってしまいます。
プライベートでチェックが重要な事の場合はメモに書き出して、チェックが済んだものからレ点を入れたり。
買い物でも色んな種類の買い物をしなきゃならん時は、忘れないように付箋とかに書いて財布に挟み込んで行動してたりはします。
仕事で公共工事の書類を作る時は、計算表が既存で計算式のミスが無い事がチェックされてる場合は、入力した数値に間違いが無いかを確認します。
ただしページ数を増やしたりして、複数ページに計算が及ぶ場合はその点の計算が間違って無いか電卓をたたきます。
一から作らなきゃならない計算表だと、全部手計算チェックをします。
あと外で仕事の場合は、サイドブレーキ引いて、ギアをPにいれて、ハザード消して、開けてた窓を閉めたのを確認したのをわかってても、
ふと不安にかられても1回クルマを確認に行きますから・・・。
気になった時に確認することは安全確保のために必要なことですが、いつまでも確認を繰り返していたら、他のする必要があることができなくなります。
途中で確認を止めるのが、気持ちが悪くても、止めるしかないと諦めるべきです。
さらに確認したくても我慢するのです。
・危険を回避でき生存力が上がる。
・心配なことについてよく調べるため物知りになる。
・不安感やストレスが多い。
・メンタルが不安定になる。
・何かに挑戦したり新しいことをする機会が少なくなる。
・ストレスが原因で何かしらの病気になる可能性がある。
あれ、デメリットのほうがおおいな(笑)
そもそも、心配するのは理想が高いからなんですよね。
自分に多くを求めなければ、そもそも心配することはないのです。
失敗して当たり前のことをして緊張はしないものです。
うまくいくかもしれないし、うまくやらないといけないときに緊張したり心配してしまうのです。
何事にもちょっとハードルを下げてみるといいかも。