最近のノートパソコンは、低価格ながら高性能でスタイリッシュな薄型でカバンに持ち歩くのにちょうどよいのですが、
本体がやわらかめのプラスチックで作られているため曲がりやすく、ディスプレイを開いたまま本体の角を持ち上げてしまうと、
両面テープで固定されているタッチバッドがちょっとずつ浮いてきて、そのうち戻らなくなってしまいます。
タッチパッドが浮いてしまった原因は、繰り返し本体の角を持ったり、
手汗や湿気などがマウスパッドの隙間に入ったりしたためにタッチパッドの基盤とそれを押さえている黒いプラスチック板の間の両面テープの接着が弱くなってしまったためです。
ちなみに、タッチパッドの当該部分を強めに押してみましたら、やや下がって通常の高さになり、一瞬「おっ、治った?」と思いましたが、
また元のようにやや浮いた形になりました。
押せばいったんは元に戻るということは、おそらく懸念しているバッテリーの膨張ではなく、裏面の接着が甘いのかなと推測しています。
浮いているといっても、高さ0.5mm以下で画面への干渉もなさそうなので実害もなく、
そもそもタッチパッド全体がクリックボタンの役割も果たす可動式のもののため、ある程度は誤差の範囲かもしれないと思いつつも、
初期不良交換の期限はもうとっくにすぎているので、この症状を許容できるか、じっくり考えてみたいと思います。
タッチパッドが粘着テープ式でしたら、早期の対応が望ましいですね。
結露や凍結時の持ち出しなど繰り返すと、粘着力も衰えて剥がれ易くなる可能性も高くなります。
製造工程の中で貼付け前の脱脂がしっかり行われていないなど、
要因は幾重にも想定できますが、対策と予防には数限りあります。
保証で対策可能な間に直して頂いた方がいいでしょう。
意外にこういった細かいパーツの部分って、工場ラインの手作業だったりします。
本来嵌るべき爪がその人的ミスで嵌っておらず、検品工程でも見落としされた可能性も。
購入店にも販売責任はあるでしょうから、在庫製品と比較してもらうとか。
メーカーが休みであるなら、いじる前にそのままにしておくか、
購入店で相談するしかないでしょう。
とりあえず、購入店で交換、返品を優先されたほうがいいかもしれません。
そもそも、タッチパッドは繊細な部分ですので、長く使っているとそのうちにどうしても感度が悪くなってきてしまいます。
感度の調整で出来るだけ勝手にカクカクやワープをしないように設定してみてください。
どうしても調整ではどうにもならない場合、修理に出さないと回復させることは難しいと思います。
マウスもそうですが、頻繁に扱う部分・部品は特に乱暴に扱わなくても、
どうしても使っているうちに劣化してきてしまいます。
まぁ私の場合は、最初から少しマウスパッドが浮いていましたが・・・。
「うちの子はそういう子」と思い使い続けてきましたが。
テレビも買ったときに液晶画面に「ドット欠け」があったりと、
ちなみにレグザです。
液晶パネルの欠点の1つです、これは簡単に言うと超小型電球の密集が画面を構成しているようなものなので、あれだけ大きなパネルだと2~3個不良が 混じってる場合がある。説明書にも不良の対象にはなりませんと(保険が書いてある)と思います。
寿命という言い方より「ハズレの商品」という言い方が合うかも知れません。
最近こういう商品が本当に多くなった印象があります。
日本も中国も変わらない気がします。
話を戻して、どうしてもタッチパッドでなければいけない訳でもない場合、
USBで接続するマウスを使うことも考えてみてください。
修理するより安いと思います。
(今マウスは1000円以下でもいいものが買えます。修理は安くても数万円単位で請求されてしまうと思います)。
最悪ノートパソコンのマウスパッドが壊れても、USBマウスを接続して使ってみる。
そして、他にもあとにも素人にも出来そうな処置ではない。
メーカー修理に出しても中のデータが消されてしまう事はないが、
「修理時にデータ消去したときの責任は負わない」の誓約書は書かされる。
どうやら今の時代は「ハズレ」を買ったとしても、黙って使う時代のようです。