同じような記事やタイトルで書いた記事をインテーネット上に公開した場合、一方ではGoogleの検索結果が上位表示するのに対して、もう一方では結果表示されないということがあります。これはそのサイトのドメインパワーをGoogleが確認して検索結果に反映しているからです。
Contents
ドメインパワーって何?
Web designをするにあたって理解しかなければならい一つドメインパワーとは一体なんぞや?
直訳すれば「ドメインの力」。検索エンジンは、ありとあらゆるホームページを定期的にクロール(巡回)して、それぞれの内容を評価しています。
このクロールの時に、「このドメイン(あなたが作ったホームページ)は信頼できる」という評価が積み重なると、その信頼が厚くなっていきます。
その検索エンジンからの評価の時に使ってるのがそのサイトのドメインパワーであり、上位表示されるための重要な要素になっています!
ドメインパワーが強いと何がおきる?
例えば異なるドメインで同じ内容の記事を作成した時、高い確率でドメインパワーの強いホームページの記事のほうが、検索結果で上位表示されます。
ドメインパワーが強くなると、サイト全体の検索結果に対して良好な結果をもたらします。
そのため、多くの企業サイトやブロガーが、ドメインパワーを強化するための施策に相次いで取り組んでいます。もちろん私もです!
ドメインパワー=検索エンジンからの信頼度です
中古ドメインを使って初期からブースト状態も可能
このように、まだ若いドメインであると評価を受けるための要素をそろえるには時間がかかってしまいます。
ですが、中古ドメインを使って初期からドメインパワーが強い状態(正確に言うとパワーを引き継ぐ)ことが可能です。
中古ドメインってなんやねん→中古ドメインは過去に第三者によって運営されたドメインであり、売却することによって新たな運営者へ運用歴(ドメインパワー)ごと引き継がれます。
新規ドメインは初めて作られたドメインで、運営履歴がない状態です。
ある程度のドメインパワーをすでに持っている中古ドメインを手にすることができれば、新規ドメインを使用した時に比べて圧倒的に早く検索順位を上げることができるのです。
ドラクエでいうと最初からある程度武器が揃ってるイメージです。
つまり新規ドメインで一番ネックになるドメインパワーを上げるための時間を抑えて、スタート時点から質の良い記事を書いていけば簡単に高い検索順位を得ることができます。
中古ドメインのいいところ
1:新規ドメインと中古ドメインの大きな違いとして、「被リンク」が挙げられます。
運用履歴があることによる大きな資産となるものの1つが被リンクの存在です。
中古ドメインにもともとついていた被リンクの数は新規ドメインで始めた時と比べて、当たり前ですが圧倒的に多いです、新規ドメインはもちろん0です!
被リンクとは、外部のWebサイト上に自分のサイトのリンクが設置されることです。
検索エンジンは、良いコンテンツ(記事)であれば多くのサイトで紹介、引用されているという発想で、検索順位を決める上で被リンクの数や質が指標になっているのです。
その被リンクは中古ドメインの前のサイトの内容とある程度マッチしていないといけませんが、その条件が合えばサイトを運用し始めてからすぐにSEOに良い影響があることは間違いありません。
被リンクがあるということは全てが良い方向にあるというわけではありません。
なぜなら、被リンクはお金で買ったものであったり故意に大量に設置されたものであったりするからです。
すると、ペナルティを受ける原因にもなるので気をつけましょう。
2:良いドメイン(レベルの高いドメイン)の探し方
手に入れた段階から検索エンジンの評価対象となる可能性が高いレベルの高いドメインに探し方はあるのでしょうか?
基本的に良質なドメインパワーが高い中古ドメインは高額で取引されています。
値段はそのドメインのページランクに応じて高くなります。
主にそのドメインへの被リンクの数や質により、0から10までの10段階で表されます。
このページランクが高いドメイン程高額になります。
中古ドメインで使用するのであれば、最低でもページランク3以上のものから選んだ方がいいですよ。
ページランク3: 5千円から2万円くらい
ページランク4: 1万円から5万円くらい
ページランク5: 3万円から10万円くらい
ページランク6: 10万円から30万円くらい
当然ですが高額なドメインを買ったとしても検索上位に表示される保証はありません。
あくまでも狙ったキーワードで上位を取れる可能性が高いだけということを覚えておきましょう!
メリット・デメリットを踏まえてどういう風に中古ドメインを使っていけばいいのか?
まず大前提として売れるキーワードを見つけることから始めることです。
これは今、自分が運営してるサイトで売れている(人気のある)記事があれば、どの記事がどんなキーワードでアクセスがあるかわかるはずです。
そのキーワードこそが売れるからです。
実際に売れるキーワードが分かったら、そのキーワードを検索エンジンで調べたときに恐らくあなたのサイトは1ページ目のどこかにいるでしょう。
仮に3位にいたとして売り上げが発生していたら3位以外も1ページを自分のサイトで埋め尽くしてしまえばもっと売上は上がりますよね?
なのでその売れるキーワードがわかったら、自分のサイトで1ページ目を独占するように中古ドメインを展開するんです。
しかし、結局中古ドメインは博打的な要素が多いので中古ドメインを大量に買って一部あたりを見つけるという方法がおすすめであり、メジャーな方法です。
例えば.infoとか.bizであれば取得するときに300円~400円くらいで購入できるので、まとめて20個ぐらい購入して、全部のサイトを狙ったキーワードでサイトを展開していくと20個中5個ぐらいアタリが出れば1ページの中に自分のサイト+当たった5つのサイトになり、1ページ目で1つだけしか自分のサイトがなかった状態よりも遥かに売り上げを伸ばすことができるようになるのです。
この手法の注意点は飽くまでも売れるキーワードがわかっていることがポイントです。
売れるキーワードではないところで1位を取ったとしても結局売れないのです。
絶対に売れるキーワードで展開をするということを抑えてください。
そうしないとドメインでお金をかけている分赤字になってしまいますので。
おすすめの中古ドメイン販売サイト
中古ドメイン販売サイトで購入すると自分で精査(高品質なドメインか調べる作業)が必要ないのでレベルの高いドメインを選べる可能性が高くなるのでおすすめです。
ただ、中古ドメイン販売屋さんでレベルが高いとお墨付きの物は価格がとんでもなく高いです。
普通に1000円程度で買えるドメインもレベルの高いものだと4万円とか普通にします。
しかも4万円払ったとしても、そのドメインでサイトを展開しても必ず狙ったところで上位にいけるとは限りません。
以上の事を理解したうえで購入しましょう!
中古ドメイン販売屋さん
オールドドメインを販売している業者で最も有名なのが中古ドメイン販売屋さん。
ラッコの愛称でおなじみの老舗中古ドメイン販売サイト。
ドメイン価格は高めの設定。
政府機関や教育機関からのリンクを受けているいわゆるオーソリティーサイトリンクの中古ドメインを選べたり、あらゆるドメイン指標を見ることができる。
基本的に早い者勝ち
中古ドメインの購入は、早い者勝ちで在庫限りです。いいドメインは、すぐに売れてしまいます。
毎週火曜日の09時00分までに中古ドメインのデータが追加されます。そして10時00分からカートで購入できる状態になります。
火曜日の09時00分から新着ドメインを閲覧、10時00分には買い物カゴにて決済する というのがおすすめです。
↓中古ドメイン販売屋さんの上手な使い方を説明してくれています。
アクセス中古ドメイン
アクセス中古ドメインは中古ドメイン販売屋さんと双璧をなす中古ドメイン販売業者です。
中古ドメインの在庫数も非常に多く、また中古ドメインやSEOに関するコンテンツも充実しています。
・価格のラインナップは2000円~10万円くらい(3000円~15000円くらいまでのドメインが多い)
・取り扱い中古ドメイン数3000~7000程度
・ドメインの新規入荷が頻繁に行われていて、タイムセールを不定期で開催
↓アクセス中古ドメインについてさらに詳しく知りたい方はこちらに~♪
中古ドメインを購入するにあたって気をつけること
中古ドメインを購入する際は以下を必ずチェックしましょう。
ドメインパワーのスコアも気にしよう
選び方として次に重要になるのがドメインパワーです。
それぞれ数値は異なりますが、一般的に40以上あるものが理想とされています。
特にSEO対策を重視されている方はこの数字もチェックしておいた方がいいでしょう。
被リンクはツールを使ってチェックする
被リンクを調査できるツールはいくつか有名なものがありますが、Ahrefs(Site Explorer)がよく知られています。
やはり何度も話したように被リンクの数や被リンクの質は重視したいところです。
いくら被リンクの数が多くても、それが同じサイトの別のコンテンツからの被リンクの数が多い場合は中古ドメインとしてはおすすめできません。
同じ10個の被リンクだった場合、ひとつのウェブサイトの別々のコンテンツ10個からリンクをもらっている場合より、10個のウェブサイトからひとつずつリンクをもらっている方がずっと価値があるのです。
SEO対策として選ぶなら10個のウェブサイトからひとつずつリンクをもらっている方を選ぶようにしましょう。
検索エンジンにインデックスされている事
検索エンジンにインデックス済みのほうが望ましいです。
理由は検索エンジンにインデックスが残っていることは新鮮である証であるとともに、手動ペナルティを受けていない可能性が高いと言えるからです。
被リンクとして使用する場合も決まったジャンルのサイトを始める場合も、今後作るサイトに近い運用歴のあるドメインにしましょう。
その方がその性質に近いリンクが中古ドメインに集まっている可能性が高いです。
ソーシャルシェアされている中古ドメインである事
ソーシャルシェアされている中古ドメインは品質が良い可能性が高いです。
なぜなら、人為的にリンクが貼られたようなスパムドメインでない可能性が高まるからです。
フェイスブック等でシェアされた履歴が残っている中古ドメインは自然な運用で安全性が高いドメインである可能性が高まります。
良い中古ドメインが見つかり購入したあとにやるべき事
中古ドメインのリンク否認はなるべく初期にやったほうがいいです。
Googleサーチコンソールで受けているリンクが認識され始めたら一つ一つ洗い出してリンク否認作業をしましょう。
以下のような参照元サイトは否認してください。
中古ドメインの効果が表れるまでの期間はどれくらい?
これは、過去に使った経験から言うと中古ドメインの効果が出るまでに最短だと1週間、長くて6か月ほどです。
長くて6か月だともはやコンテンツの評価(記事の質を含む)か中古ドメインの評価かわかりませんね(笑)
基本的に1~2か月で効果が出ることが多いようです。
中古ドメインは上手に利用すればドメインパワーが付いた状態でサイト運用を開始することが可能になりますが、その効果の出方は徐々に高額な中古ドメインに限定されてきているように思います。
中途半端な履歴を持つドメインはかえって足を引っ張るだけなので、ハイクラスな中古ドメインを選べない人は新規ドメインを利用したほうがいいでしょう。