ファベーラとは、一言で言うと「スラム街」。
2016年のオリンピックでも注目されたブラジルのリオですが、街中にはファベ―ラと呼ばれる治安の悪いスラム街が点在しています。
ファベ―ラは世界でも一位二位を争うほど治安がとても悪いと言われています。
理由は貧富の差が激しいためです。
不法居住者の建てた小屋が並んでいたり、既存の街がスラム化してしまったファベーラが、大都市の郊外には必ずあると言われています。
ブラジルの貧富の差は世界最大です。
国民の約60%の人たちが、国民平均所得の半分未満の所得しかないと言われています。
日本では考えられませんよね。
いかに日本に生まれた自分が恵まれているのか実感します。
2002年のアカデミー賞ノミネート映画『シティ・オブ・ゴッド』で知った方も多いはず。
激しい銃撃戦、垂れ流しの汚水、麻薬密売人vs武装警官のガサ入れ
ギャング団が治安維持の役割を果たすって・・・どんな前近代的な・・・
まあ、日本もアメリカもその手の団体から脱却するのはかなり苦労しましたが。
世界でも格差の大きい国の1つであるブラジル。
そんな国の大統領は現在、コロナ禍への対応のひどさで注目されているボルソナロ大統領だ。
ボルソナロは2018年の大統領選で、既成勢力に反発する風潮に後押しされて圧勝を遂げた人物。
つまり、今回のコロナ禍の前から彼は対立をあおる指導者だったわけです。
そもそも歴代政権はファベーラの周囲に壁を建てて、観光客などの目に触れないようにしてきた。
最近テレビでよく見るコロナ禍の禍という漢字、これは「か」と読みます。
『禍』は、わざわい を意味する言葉で、『か』と読みます。なので、『コロナか』と読む。
アマゾン熱帯雨林開発にも積極的な指導者。
環境、貧困層、原住民を犠牲にしてまでも、支持層にへつらうとんでもない大統領。
修復不可能な悲劇とならなければいいが。
厄介なのはブラジル大統領より、国民性?
コロナで死ぬか経済活動できなく餓死するかで最終的に大統領が普通の生活様式を選択した。
つまり、ロックダウンなどしようものなら焼き討ち強盗殺人が爆発的に増えるから何言われようがロックダウン選ばなかった。
人間としてではなく、植物、動物の生物全てにおいては正しいとは思う。
弱い者は滅びゆくもの、強い者だけが生き残り子孫を残していける。
今まで地球上の生き物はそうやって来てるから。
性質も伴ってる生き物、これが良いか悪いかはこの先の人類にとってはわからない。共倒れ総倒れになるかもしれない
ブラジルのコロナ危機で日本の鉄鋼業が苦境に。
ブラジルのVALEは.オーストラリアのBHPとRIOと並ぶ3大鉄鉱石生産鉱山会社
3社で世界市場の8割を抑えている。
この中で、コロナ危機でVALEの生産が低下、VALEの生産が3割マイナスになれば、世界生産の1割が減る。
中国が景気対策で輸入を増やす中、鉄鉱石は、トン100ドルに迫っている。
日本の鉄鋼業は大幅な売上減少と原料高で青息吐息に?
地球はどんどん蝕まれていく
住む所は無くなり、弱い少数民族から滅び、動植物も滅び酸素が減り二酸化炭素は増え続ける。
世界中が同じ教育水準で同じ価値観や道徳観なら良いが、これもまた不可能。
直接権力を持った偉い人同士が話し合うしかないが、自国主義でこれまたどうしようもない、その時はもう遅いけれどダメに成らないと解からないのかも?知れない・・・。
感染数を抑えないとウイルスが強毒変異する可能性もある。
そもそもウイルスは細菌の50分の1程度の大きさで、とても小さく、自分で細胞を持ちません。
ウイルスには細胞がないので、他の細胞に入り込んで生きていきます。
ヒトの体にウイルスが侵入すると、ヒトの細胞の中に入って自分のコピーを作らせ、細胞が破裂してたくさんのウイルスが飛び出し、ほかの細胞に入りこみます。
このようにして、ウイルスは増殖していきます。