ジャンプ漫画家の創作の秘訣を探るジャンプ流。
毎回楽しみに見ています。
今回は「幽☆遊☆白書」「HUNTER x HUNTER(ハンターxハンター)」などの作品で有名な冨樫義博さんの創作の秘訣を探ります。
面白い作品はたくさんあって、何を一番と思うかは人それぞれ。
その「それぞれ」の人数が、もっと多い漫画がある、ってことです。
自分の好みを人に押し付けることはできないし、どれが正しいというものでもないので、「誰も賛成してくれなくても自分の中ではこれが一番」と思っていればいいことでしょう。
ハンターハンターの場合、一番と思う(共感してくれる)仲間もたくさんいるでしょうし。
冨樫さんが漫画家になった経緯や、創作活動・クリエイティブ活動のヒントとなる知識をまとめました。
冨樫さんと武内さんといえば、
ある時、バスタードの作者の萩原一至が、コミックスの何巻かのどっかだったかなんかで(そのへんはよくおぼえてないのだけど)、
「どんなに売れてても片手間で漫画描いてるヤツなんかダメだ!!!!」みたいなことを言っていたから、
瞬間的に、それって(たしかその頃から既に?)
幽白のジャンプ掲載時の作画が結構やけくそらくがき状態化することがちょいちょい出てきてたような気がする冨樫のことか?
それとも、同じく初期とは比べ物にならないくらい連載進むにつれてどんどん作画が荒くなってたりしたような印象のあったセーラームーンの武内直子か?
なんて勝手に一人で勘ぐってしまっていたのだけど、
後に、冨樫と武内を引き合わせた恋のキューピッドが萩原らしいというネット情報を見て、 あれ?この人らそういう付き合いあるのかぁ?
仲悪くはないんだぁ?(ていうか冨樫先生と萩原先生なんかどっちも休み魔って感じだしね)どうなのかな?
てことはじゃああれって萩原先生は誰のこと言ってたんだろう? と思った。
努力・根性のみでなく、人間のマイナス面をクローズアップしながらも、プラスの話にもっていくストーリーの厚さは類を見ないと思います。
暗い雰囲気に、陰鬱とした気分になるエピソードは多くなってくるのですが、その分、其々のエピソードの終りには成るほどと唸らせ、感動の結末が待っています。
その他、富樫氏の漫画では、「レベルE」とかもお勧めです。
デビュー秘話
・マンガ家への道は、最後に残された選択肢だった。
・実家が紙屋で、一緒に画材や文房具、マンガ雑誌を扱っていた。絵を描いていた父親の影響もあった。
・長続きはしなかったものの、小学1~2年生の頃には自分なりのヒーローや怪獣を一杯出して、コマも割っていた。3~4年生の頃には先にマンガを描き始めていた友達と見せあいっこしていた。
・子供の頃はマンガはたくさんの遊びの中の1つにしかなかった。
・中学1~2年の頃、「花とゆめ」で読んだ魔夜峰央先生の作品など、少女マンガの中でも少年マンガの魂に近い作品が琴線にがっちり触れた。自分が表現したいものはこれだ!って思った。
・それから「うる星やつら」も読んで、女性目線や女性を意識した作品を学んだりしていた。一番好きなのは少年マンガだけど、自分がもし創るとしたら“こっち”だと思えた。
・高校を卒業した後は中学校の美術教師を目指した。しかし、教育実習で教壇に立ったときこれはダメだと思った。生徒がみんな自分を観ていて、視線恐怖症というよりは、自分の言葉が直接生徒たちに影響を与えるのが怖かった。
・教師を挫折しても、他の道も見つからなかった。教師を目指した理由は、多くの人がきちんと働いている仕事が出来る気がしなかったから。
・先生はジャージでOKで気が楽だと思っていた。
・それに加え、学校から離れることも想像できなくて、学校が好きと言うよりも学校という世界から出るのが怖かった。
・日常で仕事ができるマンガ家しかないと、マンガ家を目指すことに行き着いた。
・20歳で初めて原稿を描き上げた。原稿として描くのはほとんど初めて。Gペンとかも分からず万年筆で全部描いた。
・投稿をつづけ、ホップ☆ステップ賞の最終選考に残った。
・最終選考に残っただけでも有頂天で、自分の描いた作品を誰かが観てくれて、感想をくれて、アドバイスをくれる、それがただただ嬉しかった。
・その時はまだ自分の描いたマンガが雑誌に載ることや、その先に何かがあると言うことまでは実感が湧かなかった。
・受賞の先にプロの道が続いていることも意識していなかった。
・担当の高橋さんに面白いねっていってもらうことが目標で頑張っていた。
・手塚賞をとれば賞金が貰える、というお金につられて投稿していた心境もあった。
・大学3,4年生のころ、担当の高橋さんに「マンガで上手くいかなくても先生になれるもんね。」と言われたことで火がついた。
・そう言われてなんとなく今のままやっていたらダメな気がした。
・それで大学を中退して漫画家を目指すために上京した。
・89年の春で、短編の「狼なんて怖くない!!」が掲載されるくらいの時期。貯金が底をつく寸前で連載が決まったときは心からほっとした。
・「てんで性悪キューピッド」でデビューしたが、今思えば連載前から全体的な構想を準備しておかないと本当にもたないんだな、と痛感した。
・真面目に考え続けないと続かない。
・そのため連載の後半頃には精神的にも疲れ果ててしまい、最終回を迎えられたときは終わって良かったと思うくらいだった。
・連載が終了する事への不安はほとんど無く、自分が描いているという気があまりしなくて、少し俯瞰して自分を見ている感じだった。
・連載から2~3ヶ月ほどすると、またウズウズと描きたい気持ちが大きくなっていった。
・前回の連載の反省もあり、こうしたい、ああしたい、次はこれをやりたいっていうのが次々湧いてきた。
・90年末「幽遊白書」の連載がスタート。
・今度はとにかく自分の好きなことをやろう、それでダメならしょうが無いと決めていた。
・その当時好きだったオカルトとバトルを足したもので勝負するのが一番だと思った。
幽白時代の時に精神的なものはあったらしいですが、アシスタントとトラブルで云々というのはネット等で生み出されたもので、それを鵜呑みにしてる人が現在でも多々いらっしゃいますが、(ここの回答者を含め)全てソースなしのデマです。
これらは元アシスタントの味野くにお先生という方の先生白書という作品内でも全て否定されています。
ヤフー知恵袋の事も触れてましたね。
しかしまぁ息を吐くように・・・と。
その後のレベルEも現在のハンタでもアシスタントはちゃんといます。
ジャンプ流!という雑誌の21号は冨樫先生特集で、付録のDVDで仕事場と作業風景を映しながら、「手伝ってくれているスタッフが常時5名」と答えて、その中のアシスタントの1人が顔出しでインタビューで答えています。
休載中は次のコミックス加筆修正や次の連載の原稿を書いてるみたいですよ。
まぁそれでも他の連載陣に比べて休みが多いというか作業量が少ない(すいませんこれらは推測です)ので正社員というより、アルバイトor手伝いといった感じですが、ボーナスも出るのでやはり待遇は社員みたいな感じらしいですよ。
労働法云々であればむしろ休みの多いホワイト企業ではないでしょうか。
・幽遊白書は事前に計算して、30週くらいでアンケートが尻すぼみになり、バトルに転向するだろうと考えていた。
・結果その通りとなり、バトルに転換して人気が急向上していった。
・バトル展開を取り入れる以上はアンケートで一番を取り入れたかったので、今回アンケートで1位をとれたと言われたときはすごく嬉しかった。
・お手本は「キン肉マン」で、初めはギャグで作品を作っておいて、そこからバトルマンガに変わる流れを参考にした。
・このやり方は意外さ、ワクワクさ、少年の心をくすぐる手法。
・94年に「幽遊白書」は連載を終了。
・幽白で王道マンガは描ききったと思えていたからこそ、次は打ち切りでもいいから自分の色んな面を見せたいという希望があった。
・票を取れなくてもいいので、読み切りの形で自分の好きなものをつめこんだ作品「レベルE」を始めた。
・その作品も人気が出た。
・その後再び王道マンガへ。
・「HUNTER×HUNTER」では、どうせ読者がバトルだろう?と想定したものとは違う部分を出したかった。
・今も常に味付けを変えて、振れ幅のある感じでマンガを描いている。
・次に何をやるんだろうな、と思われながら意外な場所へ連れて行けるようにできたら楽しい。
・常に読者を意識して、予想を超える努力をしている。
技術面
・絵柄は内容に合わせて柔軟に変えている。本気を出したシーンでは劇画タッチ、ギャグの部分は軽いタッチなど。
・自由なタッチの行き来がキャラクターの感情とリンクし、真実味を出させる。
・美しいものだけではなく、裏面の醜いものも描いていきたい。
・話の展開のためにキャラを動かすのでは無く、このシチュエーションに彼らを置いたらどう行動するだろうか、とキャラ同士の会話をシミュレーションしながら話を作っていく。
・その過程でキャラクターはとても生きたものとして動き出し、リアルに感じられるようになる。
・シミュレーションで展開が破綻する場合はボツにしている。
・「HUNTER×HUNTER」の「キメラアント編」も想定していた終わり方とはずいぶん変わった。
・細部を描いて大きな嘘=世界を造っていく。
・始めにルールを提示することで、読者はこういうことが起こるだろうと予想をする。
・それを超えていきたい。例外やルールの隙間をつくことで展開がよりスリリングなものとなる。
・まず伝えたいテーマ、何を描きたいかをとことん考える。
・描きたい絵のテーマが決まったら、絵のタッチを選定していく。
・「幽遊白書」では迫力、「レベルE」ではリアルさ、「HUNTER×HUNTER」ではトーンをなるべく使わないルールを作った。
・その時々の自分が気に入ったものに引っ張られて絵のテイストがぶれないように考えている。
・「HUNTER×HUNTER」ではシリーズごとに描きたいものが変わるため、毎回準備している。
・「HUNTER×HUNTER」の「キメラアント編」では、極限に置かれた者が偶然の出会いから本来取るべき行動とは違った方に向かう、その面白さを描くため、王の城突入10日前からの各キャラクターの行動をタイムラインとして作成&準備した。
・作り出すとこっちの作業が楽しすぎて寝食を忘れてしまうほど。
・キャラクターは話の中で育てていく。
・ざっくりとどんな性格かを決め、他のキャラとは見た目を被らせないようにする。
・初めからキャラクターを決め込まず、キャラクターと会話しながら、物語を作っていく中でキャラを深めていく。
・ボスクラスの悪役は、登場時は余り事細かに設定せず、顔出しを重ねながら雰囲気を作っていく。
・登場回数が限られている分、複雑なデザインにしやすい。
・主人公は分かりやすい性格で、ストーリーに絡む上で動かしやすいキャラにしている。性格だけで無く服装もシンプルに。
・キャラの感情を表情に乗せることで人間性が伝わり、厚みも増す。
作業の流れ
・なるべく下描きをやっている間に、色まで一気に行くぞっ、とやる気を出していく。
・描きながらどんな感じの色にしようとか、ベタにするのでは無く濃い色にしようか迷っているのを頭の中で整理している。
・最終的には下描きは消す。
・次の作業のことを常に色々考えている。
・作業が多いので集中力が持つように。
・プレペン入れというペン入れの前の軽いペン入れの工程。下描きに描いた線を残したいので、ある程度線が残るように。
・最終的には最後のペン入れで消えていく。
・下描きを消しつつ、形を残しておくため、大まかなところを邪魔にならない程度の感じでなぞっていく作業。
・色を塗った後にペン入れをしている。
・使っている道具が水性で、色を塗るとにじむから。
・ものすごく筆圧が強いため、紙を傷つける感じのペン入れをしてしまう。
・そのため、綺麗にペン入れをする先生方よりもにじんじゃう。
・ミリペンを本当のペン入れという感じでやってたけど、線が弱いと自分の中で描いてて気持ち悪くて、色々試した結果今に至っている。
・線が足りないなら足していく。
・下描きを消しながら本来線を乗せたかったところなどを乗せつつ作業していく。
・多少下描きの消し忘れで鉛筆が残ろうが構わない。
・色彩はアクリル絵の具を重ねて塗る。失敗したところも修正できるし、一番使いやすい。
・失敗を恐れずにやれる。
・色に決まりは無い。
・その時何となく使いたい色を適当に出す。
・色に関しても配色だとか混色だとか色々あるが、自分はこだわりが無い。
・一応キャラごとに色は決めてるつもりだけど、同じ色だと途中で飽きてしまう。
・この色じゃない別の色を塗りたいな、と思ったりする時がある。
・今でもこのキャラの色はこれです、とハッキリと自信ををもって言えない。
一番好きな時間はネームを考えているとき
・マンガを描くときに好きな作業はダントツでネーム。どんな感じにしようか、最初の設定を創っていく作業が楽しさのピーク。
・その後の作業が本当に作業にならないように試行錯誤している。
・考えているときが一番楽しかった時。
・あえて見開き全部点描画にしてやろうと思いついたときもあり、そのページだけで4日も掛かってしまった。
・汚い色が好き。どんどん混ぜて鮮やかさを落としていきたい。
・やり過ぎると汚いだけになってしまう。
・なるべくそうなる前に仕上げてしまう。
・アクリルは乾いて使えなくなるので、乾ききる前に辞められるし、なるべく少しの量を出して、そこに色幅を収める感じで塗っている。
・本番のペン入れ。
・線を入れることで絵がしっかりとシャープな感じに仕上がる。
・どんどん足していって、クオリティが落ちてしまうのが自分の悪いクセ。
・流れや勢いでやった方が経験上うまくいく。
・情報を得ようと貪欲に、テレビとか会話とか。
・アシスタントさんとは和気あいあいとやっている。
・アシスタントさんに口で伝えるのが上手い方では無い。
・見本を自分で創ったり、背景の雰囲気は自分の好きな作家さんの雰囲気、個性、背景を例にしたり。
・「背景カタログ」はそのまま使えるので活用している。
・シリーズやらストーリーやら広ければ広いほど机はいい。すぐに埋まる。
・頻度が高い資料。
・ストーリー上使えそうなものとかを集めている。
・マークサイモンの表情の本は年齢性別多様なのでお勧め。
・キャラはシルエットが出てくると良い。
・ドラゴンボールの鳥山明先生は雲の上の人。
・ジャンプ連載作家として、鳥山先生がやっていなかったらおそらく自分はマンガ家をやっていない。
・目標では無いけど、なるべく近づきたい。
・心の支えにして頑張っている。
他にもジョジョの奇妙な冒険が大好きで有名ですよね。
↓はコラム雑誌のインタビュー。
連載第一話で驚かされる作品は数多く存在する。
漫画家であり、ただの読者でもある私のそれには 「なるほどそういうアプローチもあったか!」 という感嘆と、 「すげえ!!これなら絶対面白くなるぞ」 という期待が入り混じる。
冷たい感動と熱い感動が同時に なだれこんでくるような不思議な感覚である。
だが連載の途 中で何度も初回級の、 あるいはそれ以上の衝撃を与えてくれる 作品となると非常に稀だ。
皆無に近い。 『ジョジョ』とはそういうマンガである。
登場人物一人一 人が持つ独特の 世界観、擬音、台詞、姿勢、 「主人公」が継承されるというシステム、 超能力の可視化…etc。
何を今更と言われるかもしれないが、 『ジョ ジョ』を語る以上、裂けては通れないのだ。
何度読み返しても思い出す当時の感情を。
読者として純粋に楽しみながらも、 その一方で作家として味わった敗北感を。
私にとって『ジョジョ』とはそういうマンガなのだ。
漫画家は一人で何役もこなさなければならない。
監督は言うに及ばず、脚本を書いて役を演じ (しかも登場人物全員!!)、演出も手掛け 、衣装を用意して、メ イクをほどこし、 大道具、小道具、ロケハン、 とにかくやるべきことが多い。
何役も兼ねれば当然その中には凡人もいる訳で、 イケメンそろえてるけど全員大根 とか、 ものすごい映像美なのに 脚本がクソとかマンガではよくある話だ。
だが『ジョジョ』は次元が違う。
『ジョジョ』のスタッフ、役者は全員がすごいのである。
『ジョジョ』に関わる全てが『ジョジョ』を 『ジョジョ』たらしめる ため、 限りなく必然に見えるカタチで 配置されているように見える。
これはとんでもなく難しいことだ。
漫画家は一人で自分らしい 作品を作ろうとすればするほ ど、 それが難しくなるというジレンマを 抱えている職業なのだ。
一人でやれることには限界があって 、時間の制約がとにかく大きい。
そのため何かに特化しよう と そこに時間をかければ、 その分どこかの時間を削らなければならない。
削ったことを読者に悟られないようにする作業が、 通常ならば作品から独自性を奪っていく。
商業作品はそこから逃れられない。
しかし『ジョジョ』は違う。
『ジョジョ』ではそれがない。
『ジョジョ』は『ジョジョ』のままだ。
こんな作品は他に ない。
これを成し遂げえた(作品はまだ終わっていないが、 あえて過去形にさせていただく)のは、 作品の根底に流れるテーマを人間賛歌といい切り、 ライフワークに 真摯に向き合う 荒木先生本人の卓越した人間力があってこそだろう。
読めばすぐその世界へ飛び込んでいける 作品はそう多くないし、読むだけで「あの頃」に 戻れる作品となると実に少ない。
『ジョジョ』は今でもその両方で、 この先もその両方であろう。
本当に大切なマンガなのである。
荒木先生、画業30周年、そして『ジョジョ』連載25周年おめでとうございます。
ポルナレフと億泰のスイッチ切り替わり方が好きです。
能力は「ハーヴェスト」が欲しいです。
何部が好きかなんて決められません。
・道具のこだわりは無い。
・手当たり次第に使えるヤツを使っている。
・カブラペンを使う理由は、Gペンやミリペンなど色々使ったが、最終的に使いやすいのがカブラペンだった。
・キャラクター表を作っている。
・出てくるかどうか分からないその回りの人たちまでも用意する。
・これをやっておかないと設定やキャラを忘れてしまう。
・設定表には色々妄想を膨らませていく。
・いままでとは違う発想が思いつくことも。
・ルーズリーフに設定やアイデアをざっと描くこともある。
・ルールが決まっているのでやらざるをえないとか。
・反省を踏まえて先に10週分の原稿を用意したり、昔の原稿を置いたりしている。
・一時期半日で19枚もの原稿を上げていた時期があった。
・その原稿を見たりしている。
・ネームを描くのが好きなのに、どんどん原稿に時間を使ってしまうように。
・その時の原稿はギリギリまで時間をいただいて、ミリペンで仕上げたもの。
・その時のテンションやら、そのときの気分を大事にしている。
・ジャンプに連載することは、最初はただの夢だった。
・現実にやってみると、今でも夢の中に居るみたい。
・現実の中に居ながらずっと夢の中に入れる世界にこれからも浸っていきたい。
マンガ家を目指している人達へのメッセージ
・自分の作画スタイルは古いやり方で、考えるにも時間が掛かるので週間連載のスタイルには合わない。
・多少無理はしながらでも頑張って、自分の好きなものを画面に思いっきぶつける気持ちをもってやって欲しい。
・自分の好きなものを一杯つくって、「自分はこれとこれが好きなんだ」という気持ちを原稿にぶつけることで読んでいる人もそれを感じ取れる。
・これから漫画家を目指している人は、「自分の好きなものを読者に伝える」情熱を持つことが大事。