ライフワーク

白ひげニューゲートの全盛期が超弩級

白ひげ海賊団船長で、存命であった2年前まで四皇の一角に名を連ね、

かつて“海賊王”ゴールド・ロジャーとも唯一互角に渡り合った伝説の大海賊。

ロジャーの死後は名実共に世界一となり、

世界最強の男

世界最強の海賊

「最も“ひとつなぎの大秘宝”に近い男」と怪物的な雷名を世界中に轟かせた。

人物像

異名の由来でもある三日月型の大きな白い口ひげと、

常人の4倍くらいの体躯を持つ大男。

本作の例に漏れず非常に屈強な体格を誇り、数値以上の威容を感じさせる。

若い頃(恐らくロックス海賊団にいた頃)はひげを生やしていなかったが、

フィギュアや一部のゲーム化作品では、

現在と変わらない立派なひげを持った姿になっている。

本名 エドワード・ニューゲート
通称 白ひげ
異名 世界最強の海賊世界最強の男
年齢 享年72歳
身長 666cm
懸賞金 50億4600万ベリー(大海賊時代幕開け以降の最高懸賞金額)
肩書き 元四皇
所属 ロックス海賊団船員→白ひげ海賊団船長
所属船 モビー・ディック号
悪魔の実 グラグラの実(超人系)
覇気 覇王色、武装色、見聞色
武器 最上大業物12工 薙刀「むら雲切」
出身地 偉大なる航路 新世界 スフィンクス
誕生日 4月6日(しろ=4,6)
星座 おひつじ座
血液型 F型
好きな食べ物 酒、安い食べ物
嫌いな食べ物 コピ・ルアク
趣味 貯金
笑い方 グララララ
イメージ動物 白鯨
初登場 単行本25巻 第234話『ご記憶下さいます様に』
WT100 31位(59957票)
CV 有本欽隆(151話 – 567話)→大友龍三郎(962話 – )

 

なお髪は金髪であり、頭にバンダナを巻いているのは子供時代からのスタイルだった様子。

ただし少なくとも20年前までは海賊帽を被っていた。

少年期~壮年期には長髪だったが、

SBSでは「こういうウワサ」と言葉を濁しつつも現在(晩年)の髪型が描かれることに。

で、その髪型だが、

スキンヘッドをベースにひげをそのまま頭のてっぺんに持ってきたようなファンキーすぎるもので、

バンダナの下に収まっている事が不思議なくらい。

ジョークなのか本設定なのかは判別しがたいが、

もしかしたら髪型にコンプレックスがあって、

それを隠すためにバンダナを巻いていたという可能性も・・・?

老齢に加え持病も抱えており、

平時は点滴のような管を通し、鼻に呼吸器をはめるなど限界を迎えつつあった。

彼の周りには豹柄のタイツや長いブーツを履いた、

美脚がセクシーなナースたち(女性船医チーム)が付き従っており、

彼を看病している。

ちなみにSBSによればタイツは白ひげの趣味だとか。

境遇・家族

白ひげは元々「貧しさ故に天上金を納められず、国が崩壊して無法地帯と化した島」の孤児の一人であり、

その境遇からロックス海賊団在籍時には「家族」を欲していた。

ロックス海賊団に加入したきっかけも、おそらく上記の理由への世界政府への復讐心も多少はあったのだと予想されるが、その理由は明かされていない。

 

俺の息子になれ!!!

 

白ひげ海賊団を結成した後は自分の船に乗せた男達・配下の海賊達を「家族」として何よりも大切に思い、愛を持って「息子」と呼んでいた。

一時期行動を共にした光月おでんのことはと呼んでいたものの、

その理由はおそらく「当時の白ひげとおでんはそれ程年齢が離れていなかった」ためか、

彼の目的が白ひげと共にあることでなく「冒険」だったからと思われる。

 

バカな息子を ─── それでも愛そう・・・

「仲良くやんな・・・ エースだけが特別じゃねェ・・・ みんなおれの家族だぜ・・・」

 

海のはみ出し者であり孤独の中で生きてきたエースをはじめ、

海賊達は白ひげの優しさ・信頼の中で孤独を癒し、

白ひげ海賊団の一員となって彼を「オヤジ」と呼び慕い、絶大な尊敬と恩義を抱いている。

白ひげもまた、口にこそ出さないが自分のことを「オヤジ」と呼んで慕ってくれる船員達に感謝している。

同時に、自分に「父」が務まったのか内心不安なこともあったようで、

エースに対して頂上戦争では一言だけ尋ねてもいた。

 

「・・・・・・おれが 親父でよかったか・・・・・・?

 

なお、傘下の海賊ならともかく自身の船には絶対に戦闘員として女性を乗せないと決めており、女性は上述した通り白ひげを慕う傘下の島からやってきたナース達のみ乗っており、

また彼女達も頂上戦争に出向いた際には下船させ戦場からは離脱させていた。

部下だけでなく傘下からの人望も厚く、ドーマやマクガイなどの傘下の海賊も白ひげの死に涙を流した程であり、船員でこそなくともやはり慕われていたようだ。

 

そしてたとえ敵に唆されて自らに牙を剥こうとも、

その正体が仇敵の実の息子であろうとも、

仲間として認めている者にその事を咎めたりするようなことは決してしない。

仲間たちもその白ひげの思いを尊重しており、大船団ながら纏まっている統率力は白ひげの人柄ゆえのものと言える。

戦闘力の高さだけでなく、そういった決して仲間を裏切ることのなかった内面も伝説の海賊と呼ばれる所以の一つと言われており、

原作ではカポネ・ベッジが(TVアニメ版ではなぜかトラファルガー・ローが)その発言をしている。

 

が、その考え方より「仲間殺し」を唯一にして最大のタブーとしており、

この鉄の掟を破ったかつての船員である“黒ひげ”だけは 「………てめェだけは息子とは呼べねェな!!」 と本人に向けても語っている。

若かりし頃に所属していたロックス海賊団は仲間殺しすら日常茶飯事という無法地帯だったようで、そうした光景に嫌気が差した結果でもあったのだろう。

そのため、破天荒で人の上にも下にもつかないようなおでんのことも「前の海賊団でイヤって程思い知ってんだ」といって当初は船に乗せることを拒んだ。

好物・ケチ

大の酒豪で、体に障るためナース達からは酒量を制限するように言われているが、

「好きなもん飲んで体に悪ィ訳あるか」と一蹴して意にも介していない。

また、点滴も「こんな器具つけて敵の同情でもひけってのかァ!?」と無断で外してしまうことも度々あった模様。

 

マルコによれば意外にもケチで、仲間に対しても店で奢ったことはないとのこと。

人の酒を欲しがり、来客の際は「いい酒を持ってきたか」を聞くこともあったとか。

というのも自分の宝の取り分は全て、

己の故郷に身分を隠して金や物資として送り続けていたため。

このことを白ひげは隠しているつもりだったようだが、

マルコ達船員は皆気付いていたという。

海賊王の手前にいた

ロジャーとは何度も戦った仇敵ではあったが、時にはお互い酒を酌み交わしたこともある。

その際には、

ロジャーからラフテルへの行き方について教えてやろうかとも言われているが、 

「聞いても行かねェ 興味ねェからな」 と返している。

「ひとつなぎの大秘宝」に最も近い男と言われてはいるが、

彼は海賊王にも大秘宝にも興味はないのである。

この時「Dの一族が何者なのか」についてロジャーからその正体を聞いており、死の間際には 「“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”は実在する!!!」 と言い遺した。

 

おれぁ 時代の残党だ・・・・・・!!新時代におれの乗り込む船はねぇ・・・!!!

 

また新世界編では「“白ひげ”は王座につかず そのイスの前に君臨した」とドンキホーテ・ドフラミンゴが語っており、

まさに大海賊時代の頂点と呼べる存在だった事が改めてうかがえる。

戦闘能力

名称 グラグラの実
分類 超人系
能力
  • 震動(振動)を起こす(58巻SBS)
  • 陸・海・空を揺らすこともでき、地震や津波も引き起こせる

振動を起こすことができる「地震人間」。

大気に触れる(揺らせる)ことができるようになり、

空間を殴りつければその部分の大気にヒビをいれ、

それによって生じる振動(震動)の力は圧倒的な「衝撃波」となって駆け巡り、

離れた敵でも紙切れのごとく吹き飛ばす。

また、大気をつかみ地面に叩きつければ、

島を一時的に傾けさせることもできる(一瞬、天地がひっくり返ったと錯覚するほど)。

劇中では周囲の海ごと島一つを大きく傾ける程度だったが、

ゲームなどでは一瞬ながらも本当に天地がひっくり返り、敵が「空に落ちていく」というとんでもない光景を目にすることもできる。

大気を揺らした勢いで海も揺らせば、島一つをあっさり沈めることが可能なほどの巨大大津波を引き起こす。

 

正に陸海空すべてを揺るがす威力を発揮している。

センゴクは「世界を滅ぼす力」と評した。

四皇にすら迫り得る実力者であるダグラス・バレットも彼を化け物と評しており、

映画『ONE PIECE STAMPEDE』の舞台「デルタ島」が3つに割れてしまったのも、

雑誌『ONE PIECE magazine Vol.7』では頂上戦争での能力の連発に影響を受けた可能性が指摘された。

 

他にも振動(震動)の力を腕に纏い直接相手の体に叩き込んで破壊したり、

武器に纏わせ一気に開放して衝撃波とすることも可能。

巨人族の海軍本部中将すらも一撃で沈んでしまう。

さらに、たとえ拘束されても海楼石などで能力を封じなければ、内側から振動を起こすことで拘束具を破壊してしまえるため、

クザンは「振動は凍らせられない」と毒付いていた。

そもそもまともに海楼石を当てる事すら困難だろうから、

一度進撃を開始した白ひげを止める手立ては、

もはや彼を討ち取る以外に無いといえるだろう。

 

大気に触れられることを応用し、掴んだ大気を地面に叩き付ければ、島や海を丸ごと傾かせることもできる。

 

弱点は、規則外の実力を持つ彼がグラグラの実の能力を使用する際は

あまりの破壊力から彼本人にすら制御が難しく、下手すれば自分の足場や味方にまで甚大な被害が及んでしまうことに気をつけねばならない点である。

その為、いざ白ひげが戦闘を開始する場合はその戦闘に極力巻き込まれないように、船員や傘下の海賊団は一時的に後退するのが暗黙の了解となっている。

事実、後の能力者である黒ひげですら、グラグラの実の能力による大技を繰り出した際、コントロールに苦労していた。

劇中登場した能力者は作中屈指の実力者であるニューゲートとマーシャル・D・ティーチのみのため、仮に常人がこの能力を手にした場合、どの程度震動を操れるのかは不明。

 

覚醒の段階に達していたのかについては不明だが、

最近判明した覚醒の描写から、可能性は高いと考えられる。

全盛期

「助けなんざいらねえよ……」

 

やはり四皇というだけはあり、基礎部分も規格外。

 

常人ならまず即死するレベルの攻撃を受けてもなお戦闘を続行できる、

驚異的なタフネス(それも病体で弱りきった状態)に加えて覇気の練度も高い。

そのため、1vs1の勝負ではよほどの強敵でないとグラグラの実の能力を使わない。

 

その強さは当時ジンベエと5日間地上で互角に渡り合ったポートガス・D・エースを赤子扱いしてしまう程。

更に『novel・A(ONEPIECE magazine Vol.12、ONEPIECE magazine Vol.13)』では、1vs1の勝負ではさらに成長した全力のエースを相手に「大炎戒 鬼火(だいえんかい おにび)」を打ち破って勝利している。

武器として最上大業物12工の内の一口、薙刀「むら雲切」を愛用している。

長さは20尺程(6m。小説『novel・A』で薙刀のある程度の長さが記載されている)。

これを使用すれば凄まじい巨大な衝撃波を遠方に打ち出すことも可能。

傲慢なシャーロット・リンリンすらも『もしも、あの時あいつさえ黙って結婚してりゃ・・・! 得られた力は強大だった・・・! おれはとっくに!! “カイドウ”も“赤髪”も!! “白ひげ”さえもぶっ潰して!!! 今頃は・・・海賊王になってたんだ!!!』と、

彼の実力を四皇の中でも別格扱いしており、後述のように老齢で衰弱しきった状態でありながら同じく四皇であり海軍大将である緑牛や黄猿すら戦慄させる実力者であるシャンクスと互角の覇王色の覇気を使用できる

また、カイドウが『おれと戦えるやつ』を思い浮かべた際のイメージにもゴール・D・ロジャーや光月おでん、ロックス・D・ジーベック、シャンクスとともに若き日の白ひげがいたことからも、彼の強大さが伺えよう。

 

ちなみに薙刀を得物にしているのは子供時代からだったようで、

当時はお手製らしき薙刀を持っていた。

もしかしたら彼なりの愛着か思い入れがあるのだろうか。

 

  • 全盛期

「海賊王と唯一互角だった」と言われていた通りロジャーとの戦いは拮抗しており、互いの海賊団の激闘も3日3晩続いたという。

 

  • 2年前

寄る年波は越えられないということなのか、ゴールド・ロジャー亡き後「世界最強の男」と呼ばれるようになった彼もまた、老齢と持病により既に限界を迎えており、初登場時点では医療機器をつないで体調管理を行っている。

そのため彼の実力は全盛期から大きく衰え、そもそも常人ならまともな戦闘すらできないような状態であった

それでも海軍本部三大将と渡り合い、

そして幾度と攻撃を叩き込まれていた状態でありながら“赤犬”を圧倒できる実力を持っている。

頂上戦争前の会談の決裂時にも四皇のシャンクスと剣を一度打ち合っている

また怪力一つで陸地を進む巨大な外輪船を腕一本で止める

巨人族の刀の一撃を正面から受け止める、

軽く“赤犬”の”犬噛紅蓮(いぬがみぐれん)”を剣一本で弾き返すなど実力は半端ない。

さらに“青雉”の”アイスBALL(ボール)”を受けて身体を氷漬けにされても平然としており、直ぐに振動を流しこんで氷を砕き、

氷漬けからすぐに脱出できる程凄まじく、

赤犬の”大噴火(だいふんか)”によって発生した火山弾を剣一本で余裕で受け止めるどころか、息を吹きかけてマグマを消し、普通の岩にしてしまうという規格外の荒業を見せている。

 

アニメ485話では最期に、何故かまるでルフィのギア2のように身体から高熱の蒸気を発しながら、黒ひげに一撃を叩き込もうとしていた。

覇気

見聞色・武装色は然り、数百万人に一人しかその力を持てないという覇王色の3種類全ての覇気を修得しており、高水準で扱うことが出来る

 

  • 全盛期

ロジャーと渡り合える程の作中最強クラスの覇気を有しており、覇気を使用した際にはバリバリと黒い稲妻を発生させて、外に覇気を纏わせる

ロジャーと最初の一撃を打ち合った際は、覇気の激突で天地をも吹き飛ばす猛烈な衝撃が勢いよく駆け巡るほど。

また、覇王色の覇気も纏えた

 

マルコによれば敵は勿論、

たとえ心を許した仲間から不意をついて攻撃されたとしても、

それを食らったりするような男ではなかったとの事で、

シャーロット・カタクリ同様に超高精度に鍛えられた見聞色(未来視)を可能にしていた可能性が高い。

 

  • 2年前

全盛期から大きく衰えた状態でも圧倒的な覇気は健在であり、

シャンクスとの会談の決裂時には、互いの覇気の衝突によって天を二つに裂いてしまう程の衝突を起こした(のちにワノ国篇で、“百獣のカイドウ”と“ビッグ・マム”が衝突した時も同様の異常現象が起きている)。

また、重い病に冒され、

常人ならまともに歩くことさえできないほどの重症でありながら、

カイドウさえ翻弄したギア5のルフィとも引き分けた海軍大将の黄猿が、

同じく海軍大将であるクザンやサカズキとの三人がかりでも、勝てなかったこともまた、

全盛期の彼の実力の高さを物語っている

頂上戦争編を読んでいない人には、勘違いされやすいが、

白ひげの死因は、

主に海軍に騙されたスクアードに刺されて、致命傷を受けたこと、

黒ひげに裏切られ、

黒ひげ海賊団の強襲を受けたことの二つであり、戦死したわけではない

サカズキは白ひげと互角に戦ってはいたが、

白ひげを倒すことはできなかった。

結局のところ、海軍大将ですら年老いた白ひげに勝てなかったのである

原作内で技名が判明している技は「海震」のみだが、

その技名も海軍側の発言により判明したもので、

他の技も含めて白ひげが技名を言った描写は存在しない。

 

ゲーム作品などでは「羅刹」「獅子」「無双」など一応名前の付いたものが幾つか登場しているが、

それらは薙刀を扱う技なので、グラグラの実の能力による技名はほとんど不明(大気を掴んで揺り動かす攻撃が「島揺らし」と通称されている程度)。

その上作品によって「技」は登場したりしなかったり、名前が統一されていなかったりするのが余計にややこしい。

 

白ひげに限った事ではないが、海賊無双シリーズでは一部の攻撃に技名が存在し、

実際にそれを叫ぶ事もある。

ただし公式の技名なのかあくまでゲーム内のオリジナルの技名なのかは不明。

 

  • 衝撃波

グラグラの実の基本技。

大気を殴って揺らし、衝撃波を起こす。

のちにこの能力を得たマーシャル・D・ティーチはこの技を「震破(グラッシュ)」と呼称。

 

  • 海震(かいしん)

大気を殴ってヒビを入れて震動を起こし、地震と津波を引き起こす。

白ひげの規格外な力で能力を発揮したことで、島と海を丸ごと揺らし、遥か遠く離れた場所から津波を引き起こす程の威力を生み出す。

 

※以下、技名はゲーム作品「海賊無双」シリーズより。

 

  • 壊天

空間を殴りつけて衝撃波を発生させる。

おそらくグラグラの実の能力の最も基本的なものの一つ。

前述の「海震」はこれの応用技と思われる。

 

  • 一騎当千

振動を纏わせたむら雲切を振るい、巨大な斬撃と衝撃波を飛ばす。

たとえコンディションが万全でなくとも、たった一撃で一小隊を壊滅させられるほどの威力と攻撃範囲を誇る。

 

  • 天地鳴動

能力によってつかんだ大気をそのまま地面に叩きつけ、その衝撃で文字通り「天地をひっくり返す」

発動すれば人間は勿論、町も軍艦も全てひっくり返り、宙へ投げ出されてしまう。

無論、抵抗などほぼ不可能。

 

  • 狭山超海

むら雲切を振り降ろし、前方3方向に衝撃波を飛ばす。

 

  • 乾坤一擲

足下の地面を叩き付け、全方位に衝撃波を飛ばす。

 

  • 英俊豪傑

目の前の敵を掴み、地面に叩き付ける。

更にグラグラの能力で相手に直接振動を与える。

 

  • 天下無双

むら雲切に震動のオーラを付与して前方の敵に震動の刃を飛ばし何度も斬り刻む。

かなり遠くまで届く上に横範囲も広いなど前方の多くの敵を一掃する。

 

  • 天空海闊

移動しながらむら雲切で3回斬りつけ、最後に地面を叩き付けて衝撃波を放つ。

 

過去

74年前、“偉大なる航路”後半新世界のとある島にあるスフィンクスという村で孤児として生まれる。

幼少期に海に出て海賊になってからも故郷を気にかけ、自分が故郷に作った小さな村に生涯自分の宝を貢いでいた。

一海賊団の船員として活動していた若い頃から「家族」を欲しており、財宝よりも憧れていた。38年前のロックス海賊団壊滅後は自身の海賊団を立ち上げ、

ロジャーと幾度も死闘を繰り広げる好敵手関係になる。

30年前にはワノ国に漂着し、九里の大名・光月おでんと出会う。

船に乗せてくれと懇願するおでんを彼の家臣と共に結託して拒んだが、

自らが課した「3日間、船の鎖を離さなかったら自分の船に乗せる」試練に耐え抜いたことでその人柄を認め、

「弟」として仲間に迎え入れた。

また、一緒に付いてきたイゾウ、ネコマムシ、イヌアラシ、天月トキの四人も船に迎え入れる。

 

26年前、海軍の部隊と交戦・・・もとい一方的に叩き伏せていたロジャー海賊団と3日3晩の激戦を繰り広げる。

ロジャーとは好敵手であり、双方の海賊団自体も「殺し合い」という名目で三日三晩にわたる総力戦を行った上で、

その後互いの船員全員で楽しく酒を酌み交わしながら交易(財宝や物資等の物々交換。レイリー曰く「奪い合いがすっかりプレゼント交換」)を行うなど、実際はケンカ友達のような感じで意外と良好な関係性であった模様。

お互いが規模の大きい海賊団を率いていながらも、船長である白ひげが敵船の見習いでしかなかったシャンクスとバギーについても「顔馴染み」と言い切れるほどの親しみを持っていたのも、こういった友好的な交流も少なからず持っていたからなのかもしれない。

 

その後、ロジャーからおでんを1年貸してほしいと懇願され、自身にとっては“家族”を奪う事にも等しいこの発言に怒りを見せるも、おでんは実質引き抜かれる形でロジャー海賊団に同行してしまい、

それでも最後まで納得せず、おでんの見送りにも顔を出さなかった(皮肉にもおでんとトキはのちにカイドウと百獣海賊団に殺害されるため、これが最期の家族のやり取りとなった)。

 

そしてロジャーが海賊王となった後、死期が近い彼と最期に一緒に酒を飲み、Dの一族の意味について教えられる。

第1部 サバイバルの海・超新星編

“偉大なる航路”新世界最強の4人の大海賊四皇の一人として数えられ、

「世界最強の男」と呼ばれるようになる。

いくつもの島々を「縄張り」とすることで、白ひげ海賊団の力により守っている。

ロジャーの死から大海賊時代を迎えて海賊が流れ込んできた魚人島(リュウグウ王国)も国王ネプチューンとの友情の盃を酌み交わした事により縄張りとして保護し、

この一件でジンベエから敬意を抱かれるようになった。

 

20代前半で王下七武海に加盟して、破竹の勢いだったクロコダイルに圧勝した。

 

現在は大きな事件を起こすこともなく、自分に挑む海賊を蹴散らしたり、

“家族”との日々を過ごしながら、自分に勝負を挑んできたポートガス・D・エースを気に入り“家族”に加える、傘下の海賊団を増やすなどの活動をしていた。

しかし、2番隊隊員のマーシャル・D・ティーチが4番隊隊長サッチを殺害して逃亡。

2番隊隊長となったエースが裏切り者ティーチを追走しようとするのに対し、

ティーチの思惑に不気味さを覚え、妙な胸騒ぎがするから今回だけは止めろと追走を制止しようとするが、

結局は自身の面子・殺されたサッチの無念・隊長としての責任を重んじるエースを止めることは出来なかった。

 

その後、シャンクスが故郷の酒を持って直直に白ひげの下を訪れ、

ティーチという男の危険性について直接語るも、

ニューゲート自身も飛び出したエースの面子を重んじ 「仁義を欠いちゃあこの人の世は渡っちゃあいけねェんだと ティーチのバカに教えてやるのがおれの責任だろうがよ・・・・・・!!!」 と偽ってシャンクスの提案を拒絶した。

交渉決裂により一時は彼と刃を交えることになるが、

この際には二人の鍔迫り合いにより空が二分するという怪現象を巻き起こした。

なお、この際四皇同士の接触というだけで世界政府は艦隊を差し向けて止めようとした。四皇同士が戦う又は同盟を結ぶ『可能性』だけで政府にとって未然に防がなければならない末恐ろしい事態だったのである。

 

そして、シャンクス、ニューゲートの不安は的中し、

「バナロ島の決闘」に敗北してティーチに捕らえられたエースは“王下七武海”入りを目論む彼によって海軍に引き渡され、

当時の海軍本部マリンフォードにて“公開処刑”されることとなる。

これを阻止しようとニューゲートも動き、

白ひげ海賊団vs海軍本部・王下七武海によるマリンフォード頂上戦争が勃発するのだった。

マリンフォード頂上戦争篇

新世界より傘下47隻の海賊艦隊を率いてマリンフォードに攻め入り、“海震”により大津波を引き起こして戦端の口火を切って落とす。

 

戦争序盤はモビー・ディック号から全軍の指揮を執り、

途中から“麦わらのルフィ”やバギーを中心とするインペルダウンからの脱獄囚といった乱入者達と共闘するが、海軍の離間の計により自らの過去を刺激されて騙されたスクアードに刃を立てられる(このスクアードの不意打ちに対し、マルコは今までのオヤジなら避けられるはずだったと、白ひげの肉体が衰えている事を痛感していた)。

自身の負傷やスクアードの発言により一時は味方の動揺と士気低下を招く事態に陥ったが、スクアードを決して責めることなく、

彼を騙した海軍に怒りを向けると共に、

部下たちの退路を築いた上で自ら出撃して先陣に立ち、仲間達を大いに鼓舞した。

スクアードに刺された胸の傷や、老齢と持病による体調の悪化に加えて海兵達の総攻撃により徐々に体勢を崩されるが決して倒れることなく、

巨人族や能力者といった曲者揃いの海兵達を次々に薙ぎ払い、三大将を相手に互角に渡り合うなど大立ち回りを繰り広げた。

 

愚直なまでに突き進む“麦わらのルフィ”に未来を見出し、

仲間達と共に彼を援護することで一時はエース奪還までこぎ着けた。

しかし、上述の肉体の衰えから自身の死期と時代の変わり目を悟ったニューゲートは「最期の船長命令」としてエースを含む船員達に全力で逃げるように伝えると、海軍の追撃(及び自身への助勢)を絶つために地面に巨大な亀裂を作り、自ら殿軍を務めた。

 

ずいぶん長く旅をした・・・・・・・・・

決着をつけようぜ・・・海軍!!!

 

しかし、撤退する白ひげ海賊団を追撃する大将“赤犬”によってエースを殺害され、

怒りを露わにして“赤犬”を襲撃するが、

その際の反撃で自らの左頭部を焼損するという致命傷を負わされる(アニメ版では、髭と腹部への攻撃に変更され、『トレジャークルーズ』に出てくるニューゲートのイラストもそれに準拠している)も、逆に赤犬へ渾身の一撃を叩き込んで地割れに叩き落とし、更に海軍本部の要塞を半壊させた。

 

その後、密かに戦況を見守っていた裏切り者のティーチ率いる「黒ひげ海賊団」に襲撃され、直接対決では己の能力を過信するティーチに対して闇により能力を封じられても即座に薙刀で反撃し、海賊の格の差を見せつけて圧倒するが、

ダメージの積み重なりで攻撃の勢いが落ちた隙を突かれ、

ティーチの指示で動いた黒ひげ海賊団の総攻撃を受けて、

限界に達する程の致命傷を負わされる。

銃弾が切れるまで続いた彼らの総攻撃を受けてもなお意識を保っており、怯えるティーチに対して 「ロジャーが待っている男は・・・ 少なくともティーチ お前じゃねェ・・・」 という意味深な言葉を呟いた。

 

同時に、センゴクに対してラフテルや「ひとつなぎの大秘宝」に時勢を覆す程の真実が存在していて、

それを隠す為に世界政府が不可解な動きをしている事を指摘し、 「“ひとつなぎの大秘宝”は 実在する!!!」 と高らかに宣言する。

 

「お前達には全てを貰った」

「感謝している さらばだ息子達・・・・・・・・・・・・!!」

 

そして、不器用ながらも確かに自分を愛してくれた“息子”達に感謝しながら悠然とした仁王立ちの状態でその波瀾万丈の生涯を終えた。

享年72歳。

 

死してなお その体 屈する事なく─── 頭部半分を失うも

 

敵を薙ぎ倒すその姿 まさに“怪物”

 

この戦闘によって受けた刀傷 実に ── 二百六十と七太刀 ─── 受けた銃弾 百と五十二発 ─── 受けた砲弾 ─── 四十と六発 ───── さりとて

 

── その誇り高き後ろ姿には・・・ あるいはその海賊人生に

 

一切の“逃げ傷”なし!!!

そして遺体は、戦争を止めに現れたシャンクスによって引き取られ、新世界にある自身の故郷であるとある島にエースと共に手厚く埋葬された。

 

エドワード・ニューゲートの墓碑の碑文にはこの様に刻まれている。

「EDWARD NEWGATE, CAPTAIN OF THE WHITEBEARD PIRATES, HERE LIES A GREAT CAPTAIN AND FATHER, LIBERATED FROM THE EXHAUSTING ROLE AND LABOR, WHO CAPTAIND THE MOBY DICK IN THE SPECTACULAR ERA OF PIRATES(エドワード・ニューゲート、白ひげ海賊団船長 かつて大海賊時代にモビー・ディック号で荒れ狂う海をかけぬけた我らの偉大なキャプテンかつ親父 ここに眠る)」

 

主なセリフ

  •  おれァ”白ひげ”だ

原作234話。以降度々ニューゲートが口にしている。

一見すると相手を威圧する言葉だが、

その実態は自分の寿命が近いと悟っている白ひげが、自分の名で多くの者が護られていることを知っているために、己を鼓舞すべく出している趣が強い。

 

  •  おれの愛する息子は 無事なんだろうな………!!!!

原作551話。延命用の装置を外し、ポートガス・D・エースを助けるためにマリンフォードに姿を現す。

 

  • 海賊なら!!! 信じるものはてめェで決めろォ!!!!

原作563話。センゴクの策にはめられ、スクアードに刺された上に、傘下の海賊達からの信頼を失った白ひげ。

この窮地にあえて傘下の海賊達に退路を与える。

白ひげの覚悟を見た傘下達は白ひげへの信頼を取り戻し、

そんな世界最強の男の雄姿に、サー・クロコダイルは静かながらも強い感情を見せた。

 

  • おれと共に来る者は 命を捨ててついて来い!!!

原作563話。マリンフォードに突撃する際のニューゲートの言葉。

寿命を悟っているニューゲートはすでに帰る気はなかった模様。

 

  • 興味はねェが・・・あの宝を誰かが見つけた時・・・世界はひっくり返るのさ・・・・・・!! 誰かが見つけ出す その日は必ず来る・・・」「”ひとつなぎの大秘宝”は実在する!!!

原作576話。かつてニューゲートはゴール・D・ロジャーから「Dの一族」とはなんなのかを聞いていた。

それゆえに”ひとつなぎの大秘宝”に関する遺言を遺し、センゴクは激高することとなった。

異名・評価

その存在は、第一部の段階から偉大な存在として大きな影響力を持っていたが、

彼の死後も作品が進むごとに、

その人格やエピソードが掘り下げられていったことで、

作中・読者を問わずにその人気と影響は大きい。

更に言えば、ネタや冗談抜きに、ワンピース世界最大の聖人にして、愛と平和の象徴と言える存在であり、

作中でワンピース世界の海軍が犯した最大の失敗は、白ひげエドワード・ニューゲートを殺害してしまったことと言っても過言ではない。

だからといってこの先白ひげ以上の脅威になりかねないエースを放置するのは本末転倒であり、白ひげ自身も(その気があるかどうかは別として)世界を滅ぼし得る力を持つ”海賊”である以上、

遅かれ早かれ直接対決は避けられなかった事もまた事実。

こればっかりは上手い事白ひげを引っ張り出した、

黒ひげが一枚上手だったと言うべきであろう。

勿論、「もしもあの時」という世界は存在しない以上、深掘りしても無駄な話ではあるが。

 

実際、様々な問題があったと言えど、

もしもニューゲートが二年後の世界でも生きていれば、

確実に防げたであろう大きな事件が幾つも存在しており、

そもそも論として、白ひげ海賊団のナワバリ下にあった国々は、ニューゲート死後に数多の海賊から襲撃を受けて甚大な被害を出している。

中には世界政府に加盟していない国も存在しており、海軍の庇護を受けられない人々にとってはまさに死活問題と言える事態であり、

これがどれだけ海軍の悪名を高めたのか計り知れない(アニメ版ではハンドアイランドの様に、海軍の庇護を受けた島もあるがこっちに関しては悪徳海兵が赴任してしまい、海軍の悪名を広げかねない事態に陥っている)。

事実、後に海軍にとって最大の敵である革命軍は、

白ひげの死により、凶悪化した海賊たちを討伐していくことでその勢力を拡大しており、革命軍の台頭を後押しする結果になっている。

 

そして何よりも彼の偉業の最たるものは、

彼のナワバリにある国々や島々は、エドワード・ニューゲート、および白ひげ海賊団の無償の善意によって守られており、ニューゲートからは一切の見返りを求めなかったことである。

これは見方を変えれば、海軍本部の目の届かない地域をボランティアで警備していたと言うことであり、

ワンピース世界に一定の秩序と平和をもたらしていたのは間違いない。

そんな彼がそこまでして四皇として君臨し続けた理由は、

単に家族や友人への愛のみである。

 

絶大な武力とは裏腹に、

無償の善意と深い愛によって世界の安定を担った彼は、単に海賊という枠には収まりきらない偉大な人物である。

そんな彼の通称として用いられるのは、

作品の内外を問わず「白ひげ」であることがほとんどで、プロフィールの異名はどちらかと言えば肩書きや評判に近い。

そんな肩書きとは裏腹に、本人は偉大なる航路の果てに辿り着くことや、

財宝といったいわば“海賊のロマン”には興味がなく、

「家族」と呼び慕う船員たちを何より大事にしており、

愛する多くの「息子」たちを従え悠然と海に君臨していた。

 

こうした経緯から、敵対する海賊、海軍、世界政府や一般人からは畏怖の存在として怖れられる一方で、傘下の海賊たちや、その人柄を知る人々からは絶対的な信頼を寄せられていた。

敵である“赤髪のシャンクス”やセンゴクすら、

その生き様には敬意を払っており、“海軍の英雄”ガープからは「海の王者」と呼ばれていた。

地震の力

地震の揺れに関しては日本に居る以上誰もが経験するため、

実感が湧くかもしれないが、

エネルギー量(規模)に関しては「マグニチュード(M)」で表されるが、

どのくらいの量なのか実感が湧かない人が多いかもしれない。

マグニチュード(M) 影響 主な地震 備考
M5級 震源から周囲百マイル以上離れた場所まで有感となる揺れになる程のエネルギーを放出する。
M6級 M6.5程度の規模でも日本の半分程度が有感となる揺れになる程のエネルギーを放出する。震源が非常に浅いと人や物などが飛ばされてしまう程の揺れ(震度7)に襲われることがある。 平成28年熊本地震(1回目の地震)
M7級 日本の半分以上が有感となる揺れになる程のエネルギーを放出する。震源が活断層の場合、地表に断層が出現することもある。 兵庫県南部地震 熊本地震では大地を引き裂く地表地震断層が約18マイル以上にわたって出現した
M8級 日本全土が有感となる揺れになる程の絶大なエネルギーを放出し、震源から6200マイル以上も離れている場所まで震動が届いてしまう。深さ数十キロメートルの海底で発生した場合、震源から数千マイルも離れた国々などにも数メートル程度の津波が到達することがある。 大正関東地震
M9級 超長周期地震動が数十時間にわたって惑星を数周し、地球全体を揺らしてしまう程の絶大なエネルギーを放出し、震度6以上が震源から周囲百マイル以上の広範囲で観測される。地球の自転も狂い始める 東北地方太平洋沖地震 東北地方太平洋沖地震では長周期の地震波が半日の間で地球を約5周したとされており、12万4000マイル以上の距離を駆け巡っている
M12級 あくまで参考ではあるが、地球が真っ二つに割れてしまう

など

 

M1違うだけでもエネルギーは約32倍も違うため、「M9級の超巨大地震(東北地方太平洋沖地震など)=M3級の地震が約10億回・M7級の大地震が1000回以上・M8級の巨大地震が約32回分」となる。

M5級であろうと震源次第では、数百キロメートル程度の島でも、全域で揺れに襲われる程の地震を起こすこともある。

 

作中では全てを破壊するのが目的ではないが、

大気にヒビを入れて、海や大地を揺らして、数百メートル以上の大津波を起こしていたことから、最低でもM8程度のエネルギーはあると考慮できる。

しかし、現実世界において数百メートル以上の津波を発生させる地震は存在しないが、

地形的な条件や、

巨大隕石が落下したことによって、数百メートル級の津波となった例がある。