ライフワーク

マラソンは危険な競技だから欧米で浸透しない

マラソンは危険な競技なのに日本では人気ですよね。

この競技はかなり心臓にも足にも悪いそうです。

ランニングが趣味の人が、「20~30キロメートルに壁があって、それ以上は人間がすべきものではない」 と言っていました。

それより短い距離は健康的ですが、

日本国内で盛り上がるのは視聴率が取れ利益になるからで、スポンサーは人の健康なんて考えていないんだとか。

アフリカ選手が台頭する前は日本人が得意な競技と言っていましたが、

競技人口がごく一部の国や選手に限られていたからとも聞きました。

駅伝も国際大会があったのになくなってしまったそうですし。

ロードで盛り上がるのは日本とアフリカだけなのでしょうか、

「走る」行為は人間の本質的なものである

マラソンは健康面や競技性の面から見ても多くの人が興味を持てるものの一つです。

過度な負担から健康面への不安があり、

抵抗を感じる方がいるという考え方もあると思いますが、

「マラソン」が欧米で浸透(盛り上がらない)しないことの理由として私が感じるのは、

他のスポーツに比べ「エンターテイメント性」が低くテレビの視聴率は勿論、

スポンサーからの注目も集まらないからではないでしょうか。

つまり「お金が動かない」スポーツなのです。

レース展開に大きな変化が無く、中盤でほぼ決定してしまうことも少なくありません。

日本で盛り上がる理由は、

努力や根性といった「国民の気質」が大きく関係していると思います。

フルマラソンは心臓に悪い

あくまでも一般論ですが生物学の概念から分析した結果、

健康な人間が一生の間に打つ心拍数は「23億回」と言うのが定説となっていて、

以下の公式が成り立ちます。

※医学界(心臓の専門医)の見地からすると異論もあるそうですが。

寿命(分)=23億÷1分間の心拍数

寿命(年)=4736÷1分間の心拍数

上記の公式で計算すると、

平均心拍数が60回の人の寿命は約73年、

心拍数70回で約63年、

心拍数80回で約55年と算出されます。

安静時の心拍数が40~50回程度の人はスポーツ心臓であり、

マラソンや水泳のような過酷なスポーツに耐えられる心臓の持ち主といえます。

しかし、例えスポーツ心臓の持ち主だとしても、

マラソン中の心拍数は個人差により異なりますが150回前後です。

中には180回を超える人もいます。

結論としてフルマラソンの参加回数が多くなればその分心拍数が多くなるので、

同じ条件の人間で比較した場合、

マラソンを全くしない人に比べ、マラソンをする人の方が寿命は短くなります。

1年で何回フルマラソンに参加すると寿命が短くなるかは各自、心拍数を計り公式に当てはめて算出して見て下さい。

※日常の食生活・生活環境・体質、癌や他の疾患などの条件は全く考慮していません、

なのであくまでも生物学上の理論値に基づいた話です。

人は走ったりすると、心臓が早く動いて鼓動がはやくなりますよね。

人間は生まれてから死ぬまでに動く心臓の数はある程度決まっていて、

マラソンなど、走ったりすると鼓動が早くなる。

そのため寿命が短くなるって聞いたことがあります。

 

そこまでのリスクを侵して、なぜ人は走るのか

危険だと、それ言い出すとキリがないでしょうね。

私から言わせていただくと夏の甲子園だって無謀ですよ。

だけど夏の甲子園を反対する人は少ないでしょ。

なぜなら日本人は「根性物語」が好きだからです。

そもそも、それまでのオリンピックはなんなんだった?って話なる。

あれもイヤだ、これもイヤだ、というならすべて室内競技にすればいい。

東京マラソンや箱根駅伝を開催しなければ、

日本の陸上人気やランニング人気は低下し、健康の為に運動する人が少なくなって心臓疾患はかえって増えるかもしれません。

 

一歩間違えば死にもつながる『諸刃の剣』でもある

フルマラソンになると『完走することに意義がある』と考えるランナーが増えてきます。

中高年にとってはチャレンジ精神で『より長い距離を走ることが体力の自信につながる』と、つい挑戦したくなるものです。

特に本番になると、体調不良を感じながらも、頑張りすぎてしまいがち。

それが突然死を招く要因にもなっています。

フルマラソンを走る際には、普段からの準備はもちろん、

自分の年齢や体調を考え、安全性には十分注意しなければなりません。

過去のマラソン大会における死亡例を見ると、

ゴール直前で亡くなっているケースが散見される。

「あと少しでゴールだ」と無理をしすぎた結果、心臓に負荷がかかりすぎてしまったと推測される。

このように、マラソンは健康にいいどころか、命を危険にさらす行為だ。

実際、アメリカの研究では「1週間で48km以上のランニングをする人は、それ以下しか走らない人と比べ、心臓病のリスクが上がる」と報告されており、

他の諸外国でも同じような調査結果があがっている。

マラソン中は血圧も大きく上昇するので、

特に中高年からマラソンを始める場合は、虚血性心疾患など血管に異常がある人は絶対に無理をしてはいけない。

にもかかわらず、ランニングは体にいいと思い込み「自分は大丈夫だ」と過信している人も多い。

最近は、参加資格も必要としない大会が増えており、

誰でも希望すれば参加することができます。

その中には潜在性心疾患を持つ人が参加していることがある。

それ故、事故の危険性も高くなると分析されています。

通常、心電図は安静状態で記録されるため、

その時は異常がなくとも、運動中には「狭心症」などの心疾患が発生している可能性もある。

潜在性心臓疾患を見抜くためには、

マラソン時と同じ負荷をかけた状態で、心電図を記録することが必要になってくる。

だがこの検査を受けているアマチュアランナーはほとんどいないのが現状だ。

しかもこの検査で問題がなかったとしても、

マラソンなどの長時間の運動に対して、安全性が完全に担保できるわけではない。

マラソンやジョギングは生活習慣病の改善に有効だとされていますが、

一歩間違えば死にもつながる『諸刃の剣』でもあります。

そのような不幸な事故を減らすためにも、

事前のメディカルチェックの必要性が大切です。