結論から申し上げますと、薄型はいわば廉価版、厚型は真のPS2です。
その理由を書いていこう。
まず、1番最後にでた薄型PS2本体のSCHP90000はソフトのディスクを本体に入れ起動すると、ディスク自体に傷がつきます。
(正確には全てではないが)
これは内部のフレキシブルケーブルにクセがつき、ディスクエリアに出てきてしまうのが原因です。
なので、使用前にどうなっても良いDVDビデオやCDを一通り再生し傷がつかないか確認してください。
薄型PS2で円周傷がつく原因は主に2つ。
1つはピックアップレンズがディスクに接触して傷をつける。
もう1つはオレンジ色のケーブルがピックアップレンズの移動で画像のように浮き上がってしまい、ディスク回転時に接触して円周状に傷をつける。
薄型の場合こちらの可能性が高いです。
薄型PS2よりもSCPH-50000のほうがつくりがしっかりしています。
薄型と違ってハードディスク装着もできますし、初期型PS2のようにCDロムの回転音がうるさいということもありません。
なので、中古のプレステ2をこれから買う人は厚型をおすすめします。
一般的にディスクに傷がつかないようにするには次のような方法があります。
まず、基本的にPS2動作中にPS2本体を動かさない、そして遊んだあとはディスクをPS2から取り出し、すぐにケースに入れる。
これでかなりディスクに傷がつく事を防げるはずです。
ディスクに指紋がついた場合は柔らかい布(メガネ拭き等)ですぐにふき取りましょう、しかしこの時に力を入れて擦ると傷がついてしまうので注意。
ですが気をつけていても細かい傷はついてしまうので諦めましょう。
PS2の旧型では、あまり起こらないことですが、PS2の薄型の場合まだディスクが回転している時に蓋を開けてしまう方がいますが、 その際にピックアップ(レンズ)のふちで円周の方向に丸く傷をつけてしまうことがあるようす。
また、旧型の場合は、トレイから出てくる時にディスクをはずそうとして円周から垂直に トレイで引っかき傷を作る方もいます。
あとは、ディスクのケースに入れる際や、汚れのふき取りで傷を付ける場合もあります。
まぁ、ここまでは本人の取り扱いの問題なので、注意すればいいことです。
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SCPH-70000系
コンパクト、軽量、スリム化が特徴である。と同時に、横行していたPS2ソフトのHDDへのリッピングなどのコピー行為の是正を図り、新型PS2として開発したと思われる。
唯一、ACアダプターに対応している。
SCPH-50000系以前に発売された周辺機器のほとんどが使用可能であったが、後期の型番のハードでは正常に動作しないPS・PS2ソフトが存在するなど問題点も多かった。
SCPH-75000は45W。
SCPH-70000 CB
(2004年11月3日?オープン価格)
従来機より体積比約4分の1(従来の23%)、重さ約半分(従来の45%)のコンパクトボディ。
本体色はチャコールブラック。
ネットワーク接続機能(100BASE-TX)標準装備。HDD非対応。
シェルトップローディング方式への変更。
また、EEとGSのワンチップ化が行われた。
(後期出荷に2チップが混ざった模様)ただし、本体とは別に大型のACアダプタが必要となった上に、消費電力は増加した。
SCPH-70000 CW
(2005年5月26日?オープン価格)
機能は先に発売された「SCPH-70000 CB」と変化はなく、本体色の違いのみである。
本体色はセラミックホワイト。
EEとGSはワンチップでないものが殆ど(全数)であるといわれている。
SCPH-75000 SSS
(2005年11月23日?オープン価格)
機能は先に発売された「SCPH-70000 CW」と変化はなく、本体色がサテン・シルバーになっただけだが、これ以降の型番のハードでは正常に動作しないソフトが存在する。
SCPH-75000 FF
(2006年3月16日?オープン価格)
「PlayStation 2 FINAL FANTASY XII Pack」。
スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジーXII」をセットにしたパッケージ。
本体色はチャコール・ブラックでそこにFFXIIに登場するジャッジマスターの紋章がデザインされている。
本体の機能は「SCPH-75000 SSS」に準ずる。
SCPH-77000 CB
(2006年9月15日?16,000円)
本体価格を下げたモデル。
ちなみに、従来のSCPH-70000シリーズの実勢価格は19,800円。
性能・機能は「SCPH-75000」と全く同一だが、同シリーズ以降から続く正常に動作しないソフトの一部に互換性の確保がされた。
2006年11月22日には、サテンシルバー(SS)が定番色に加わるとともに、限定色としてピンクが発売。
SCPH-79000 CB
(2007年7月1日?16,000円)
本体の軽量化(約900g(SCPH-77000)から約600g(SCPH-79000)とACアダプターの軽量化(約350g(SCPH-77000)から約250g(SCPH-79000)が行われた。
外観・性能等に大きな変化は無い。わずか5ヵ月後に後継機種SCPH-90000が発売となったため、非常に短命なモデルとなった。
SCPH-90000系
機能はSCPH-70000系とほぼ同じで、周辺機器もSCPH-70000系と同じものが使用できる。
初期モデルに比べて発熱も大幅に抑えられている。
消費電力は約35W。
SCPH-90000 CB/CW/SS
(2007年11月22日?16,000円)
ACアダプター部分を内蔵し、SCPH-50000系以前と同様に通常の電源ケーブルのみで使用できるように。
重量は約720gで、SCPH-79000の本体とACアダプターを合わせた重量(600g+250g)よりも軽い。
本体のサイズはSCPH-70000系とほぼ同じだが、プレイステーション2のデザイン特徴であった凸凹状の溝が無くなり、シンプルな外装となった。
SCPH-70000台で使用可能であった直付け液晶モニタは、上記変更点により本型番では使用できない。
チャコールブラック(CB)、セラミックホワイト(CW)、サテンシルバー(SS)の3色が同時発売。
SCPH-90000 CR
(2008年7月3日?16,000円)
限定色のシナバー・レッド。
10000~15000番は単純に古いからディスク読み込みが悪かったりする。
30000~50000番が一番安定感がある。
70000番は故障が多く、ディスクに傷がつく不良品があるらしい。
90000番は改善されており(ハズレあり)最新型なので劣化も少ないが値段が高い。
型番によって上記のように差はありますが、どの型番でも壊れたり経年劣化で動作不良になる可能性はあります。
また、故障しやすい70000番でも正常に動作する本体を私は持っています。
私だったら、今のが壊れたら50000を買うと思います。
安定しているし、ファンの音も静かです。
読み取り性能も良いです。
参考ですので、あとは自分自身の予算や需要に応じて判断してください。