ライフワーク

ハリポタとファンタビの関係性と伏線

未だ二作目ですが早くも人気で話題なファンタビ。

ファンタスティックビーストは幻の生物とその生息地という本を書いたニュート・スキャマンダーという人が主人公のお話で、1作目のファンタスティックビーストと魔法使いの旅は1926年くらいのお話です。

ハリーがホグワーツに入学したのは1991年ですのでだいたい65年前くらいのお話ですね。

1926年の12月31日にトム・リドル、後のヴォルデモートが産まれたとされています。

一作目は米国がベースでしたが、二作目からパリ、ロンドンに舞台が移って、 ニュートの役割、ダンブルドアとグリンデルバルドの確執、ダンブルドアの血統が明らかになりつつある所で二作目が終わりました。

ダンブルドア校長(演じるはジュード・ロウ)が若々しい姿で活躍してます。

その一方でハリーポッターの学園内での友情や話の会話などが好きだった方は、ファンタビは全然はまらなかったの声もちらほら。

ハリー・ポッターは1990年代が舞台

一方ファンタスティック・ビーストは1926年から1940年代までが舞台です。

「後日談」ではなく「前日譚」というわけですね。

呪文や魔法はほぼ共通しています。

登場人物も一部が共通だったり、ハリー・ポッターに出てくる人物とファンタスティック・ビーストに出てくる人物が親せきだったりします。

アズカバンの囚人で出てきた忍びの地図もよく見るとニュート・スキャマンダーの名前が載っています。

これは確かダンブルドアを訪ねてきたという設定だったと思います。

ファンタスティック・ビーストのホグワーツ校の場面では、ストーリーに関係のない7人組がグリフィンドールチームのユニホームで画面の隅を飛んでいたりします。

これはハリー・ポッターファンへのちょっとしたサービスでしょう。

ハリーポッターに出てくる幻の生物とその生息地という本を書いたニュート・スキャマンダーという人が主人公のお話で、ダンブルドアも出てきます。

話自体はハリーポッターの世界観ですが、ハリーの時代より70年近く前のお話なので、ハリー達は全然出でこないです(生まれてもない)。

ヴォルデモートもギリギリ生まれてるかどうかなので出てこないと思います。

グリンデルバルドというヴォルデモートより前に居た闇の魔法使いが出てきます。

グリンデルバルドはハリーポッターにも出てきましたがそこまで頻繁にでてた訳でもないのでやはり予備知識必要ないです。

設定ではヴォルデモート>ダンブルドア>グリンデルバルトの順の強さです。

なのだが、ヴォルデモートがダンブルドアよりも強いとしているところに疑問を抱く。

ヴォルデモートはダンブルドアを恐れてはいるが、ダンブルドアがヴォルデモートに勝ったことはない。

不死鳥の騎士団で決闘しているように、決着はついていない。

また、ダンブルドアが死んだのは、ヴォルデモートが直接手を加えたからではない。

マルフォイが武装解除呪文を放ち、スネイプが死の呪文を放ったからである。

しかし、スネイプがダンブルドアを殺したからといって、ダンブルドアより強くなるという事ではない、ダンブルドアとスネイプはともにダンブルドアの死を計画していたからだ。

ヴォルデモートは確かに超人的な力と資質を持ち、知性も高い天才です

方法はどうあれ死を超越し、絶対的な力と不死で人々に名前を呼ぶ事もできないほどの恐怖を植え付けました。

その二つを得たが故に非常に長い間魔法界に君臨し、多くの犠牲と戦いを生んだ悪魔です。

しかし自分以外は決して認めず、他人は道具以下としか見ていません。

決して誰も信じず、部下も一部の狂信的な者以外は恐怖と絶対的な力で支配しているだけ。

そこに本当の意味での団結や仲間は存在しないのです。

その目的は全ての支配と自分を最高の存在にすることのみで、大儀は持ち合わせていません。

ヴォルデモート→不死鳥の杖

グリンデルバルド→ニワトコの杖

ヴォルデモートが分霊箱を持っていない状態ならば、総合的に優れる上にニワトコの忠誠心を完全に得ていたグリンデルバルドの方が勝るでしょう。

しかし分霊箱を持っているのなら、不死の上に残虐性と攻撃力で勝るヴォルデモートに軍配があがりそう。

ダンブルドアも闇の魔法使いではないので、使用したらアズカバン送りになるアバダケダブラを含む闇の魔法は覚えていないと思います。

いや、覚えていないというより覚えていても絶対に使わないので覚えていないに等しいと言うほうが正しいでしょう。

より危険な魔法を覚えているヴォルデモートはやはり最強なのです。

まぁでも「不死鳥の騎士団」ラスト近くでダンブルドアとヴォルデモートが直接対決した場面でヴォルデモートはハリーを盾にして逃げています。

もしヴォルデモートの方が強いのなら、逃げる必要はないという。

賢者の石→秘密の部屋→アズカバンの囚人→炎のゴブレット→不死鳥の騎士団→謎のプリンス 死の秘宝part1→死の秘宝part2の順番で見ましょう。

巨人やディメンター、狼人間などは元々非理性的で好戦的な生き物です。

それを魔法省が管理してなんとか押さえつけていたわけですが、 ヴォルデモート復活後からその抑圧が不安定になり「死の秘宝」で魔法省が陥落したことにより闇の軍勢の傘下に入り好き放題暴れるようになりました。

蜘蛛たちは長であるアラゴグが統制していましたがが、「謎のプリンス」編で死亡したことにより暴走し始めます。

ファンタスティックビーストで、ダンブルドアは普通の先生でした。

ではあの頃の校長は誰かというと。

アーマンド・ディペット校長です。

ダンブルドアの先代にあたる人で、ファンタビのストーリーの始まる1年前に校長に就任しています。

ちなみにトム・リドル(後のヴォルデモート)が入学した時の校長もこのディペット校長であり、「秘密の部屋」で名前が登場していますね。

ハリーたちは何のために魔法を学んでいるのでしょうか

魔法について禁止されていることは、マグルの世界で魔法を使うということ以外に、3つの許されざる呪文を人に対して使った場合、アズカバンで終身刑になると炎のゴブレッドでマッドアイ・ムーディに化けた死喰い人(クラウチ)が言ってました。

その禁止されている魔法は↓

  • インペリオ服従せよ(服従の呪文)
  • クルーシオ苦しめ(磔の呪文)
  • アバダケダブラ(死の呪い)

 

インペリオ(服従の呪文/自分の意のままに操ることができる)

クルーシオ(磔の呪文/死の方がましだと思わせるほどの苦痛を与える)

アバダ・ケダブラ(死の呪文/一瞬で相手の命を奪う呪文)

言葉一つで相手を操れる魔法は危険。

ハリーは殺されたけどなぜ生きてたか

それは、炎のゴブレット時にヴォルデモートが甦る時に必要だった敵の血がハリーの血だったためです。

ハリーの血を使って甦ったのはいいんですが、その時点でヴォルデモートはハリーの血に入ってた母の愛の魔法を取り込んでしまいました。

故にハリーの分霊箱にされたと。

なのでハリーは死にませんでした。

あの世とこの世を行き来する仮死状態ですが、映画ではハリーとダンブルドアが話し合ってた白い世界は短いです。

小説はもっと長く話し合ってますから小説を読んだら納得するはずです。

それからニワトコの杖の忠誠心もそうですね。

ハリーの魔法界では、魔法使いが杖を選ぶのではなく、杖が魔法使いを選ぶんです。

そのくらい杖の忠誠心は強く、いくら魔法使いの魔術が強大で強くても忠誠心がなければその力を発揮することは出来ません。

忠誠心を得る方法は、元の忠誠心があった人から杖を勝ち取ることで得ることができます。

勝ち取るというのは、武装解除、殺人、暴力ですね。

他の杖と違い、ニワトコの杖の忠誠心は特に強いですから。

甦りの石は落としたので関係はないです。

甦りの石は死者を完全に生き返らせることは出来ません。

ただ、幽霊という感じで出てくるだけです。

落としたことで話してた両親たちの霊も消えましたから。

あと、呼び出された死者は石を持っている本人にしか見えません。

アズカバンの囚人は特に映画と小説で全然違うので一度読んでみると面白いですよ。

映画では、白い世界の描写はあっさりしていますが、原作のハリーとダンブルドアはもっと長く話し合っています。

そのあとの一騎打ちでハリーが生き残った理由は、ニワトコの杖の忠誠心によるものでしょう。

ハリーのエクスペリアームスがヴォルデモートのアバダケダブラをはね返し、ヴォルデモートは自身の呪文を浴びました。

あと、蘇りの石はハリーが森で落としたままです。

探しに行く気はないと、ハリーは言っています。

死の秘宝を三つとも手に入れたものは死を制すると言われていますが、それは不死身になるという意味ではなく、死をも恐れない勇気を持つという意味です。

これは原作者が伝えたかったことのひとつでしょう。

ハリーは「死の秘宝」3つの所有者となりました

死の秘宝をそろえた者は死を乗り越えるという言い伝えがあります。

そのため、ヴォルデモートがはなった死の呪文はハリーの中にあった分霊箱だけを破壊して、ハリー自身は生と死の境にいたとはいえ、ハリーの意志が優先して生き返る方を選びました。

ちょうど組み分け帽子での組み分けの時に、ハリーが自分の意志で寮を選んだように。

ちなみにハリーの次男のアルバスはスリザリンに入りました。

ハリー達のいる寮は4つ種類がある

グリフィンドールとスリザリンが有名ですが、他にもハッフルパフとレイブンクローという寮があります。

勇猛果敢な者が集うグリフィンドールは愉快な仲間たちに囲まれてワイワイできて楽しいとは思うのですが「正義」を盾にした優等生印象が強いです。

寮生にしてみると誇らしいことですが他の寮生 (特にスリザリン)からしたら面白くないことも多いのではないでしょうか。

心優しい者が集うハッフルパフは他の寮に隠れがち。

セドリックもハッフルパフでしたね。

ハッフルパフは原作でも映画でもあまり触れられていない寮だと思います。

心優しい、という点から刺激がよくも悪くも少ない寮なのではないかと考えました。

ある程度刺激がなければ学校生活って退屈だと思うんですよね。

機知と叡智に優れた者の集うレイブンクローは自信家が多い印象です。

レイブンクローの寮に入るには謎解きが求められます。

答えがわからない時は答えのわかる誰かを連れて来なければ入ることができません。

また、知性を重視するからこその衝突がすごそうです。

スリザリンは闇の魔術や純血に傾倒していて、 他寮からすれば嫌な奴という印象かもしれません。

クィディッチを見てても卑怯で不快なプレイをしてる印象です。

スリザリンは狭い世界なんだと思います。

だからこそ縦と横の繋がりがしっかりしてそう。

感情的にならないで冷静に物事を見る力がありそう。

ただ異質な存在に対してはきっちり線を引きそうだから、孤立してしまったら最悪な学校生活が幕開けしそうです。

そして組分け帽子も性格に合う寮を間違えます。

スリザリンだけどグリフィンドール生みたいな人もいるしその逆もいます。

シリウスはグリフィンドール生ですが、純血主義では無い以外の性格はスリザリンっぽいですね。

スネイプはその逆だしダンブルドアだって原作を読めばグリフィンドール生にしては冷たい感じもします。

ですから母と父の家系でどちらが強いかは最早関係無いですね。