僕は非常に肌が弱く、特に口回りやアゴといったいわゆる「髭剃りゾーン」が酷い乾燥肌だったんだ。
朝、毎日ヒゲを剃るとカミソリが乾燥肌を傷つけて炎症を起こしてしまうために毎日ヒゲを剃ることが出来ず、以前までは2日に1回のペースでヒゲを剃っていたのだが。
毎朝のひげ剃りは、大変な手間である。
ひげが薄ければ簡単だが、ヒゲが濃いとけっこう時間がかかるし、剃った後の始末にも時間を食う。
出勤前の忙しいときに、完全に余分な時間をとり、遅刻の原因となる。
人並みに男性ホルモンは分泌されるもんだから、1日髭を剃らなければ薄っすら髭が見える程度に生えてくる・・・
社会人としてヒゲを生やしながら職場に出るのはマナー違反だし、日本の女性たちは海外の女性よりも「ヒゲ」に対して嫌悪感を抱く人が多い。
「肌が弱いから毎日ヒゲを剃ると肌が炎症を起こす」
「毎日ヒゲは生えてくるから剃らなければならない」
この無限ループ。
最終的に行き着いた答えがヒゲ脱毛
そもそもヒゲの存在価値って何?
ヒゲが何かの役に立っているのなら、我慢もするのですが、今のところ、苦痛でしかありません。
私の場合、ファッションには役立っていません。
冬の寒さをヒゲでしのごうとも思いません。
動物のヒゲなら、触覚の役目もあるのでしょうが、人間のヒゲにも何か特別な役割があるのでしょうか・・・
人間の体にムダなもの、不必要なものはないとするなら、必然性があって生えているわけですが。
男性は思春期ぐらいから伸び始め、成人になり社会人として働きだす頃には立派に生え揃った状態になっている人がほとんどではないでしょうか。
頭や、生殖器周辺については人間にとってとても重要な部位の為、保護を目的とするという意味で毛が生えているのは理解できますが、ヒゲに関しては一体何を守っているのでしょう?
生えている部位から考えてみると、アゴや口周りを守っているのかなと思います。
しかし、そもそも頭部や生殖器に関しては男性女性問わず毛が生えていますが、ヒゲに関しては男性のみにしか生えていません。
女性にはほとんど生えていないことから、アゴや口周りを守る為に必要なものではないことが推測されます。
異性へのアピールとしての必要性が浮上する「ヒゲ」についてですが、現代の日本においてはあまり必要とされていないのではないでしょうか?
ファッションの一部としてヒゲを伸ばしたり、形を整えている人もいますが、大部分の人たちが普段は剃毛を行っています。
ヒゲが伸びていることで、だらしないと思わせて相手に与える印象を悪くしてしまったり、手入れをしていないことから不衛生だと思われてしまったりと、日本ではあまりヒゲが受け入れられません。
日常生活を送る上で、ヒゲに対して必要性を感じない場合にはヒゲ脱毛という選択肢があります。
ヒゲ脱毛を行うことで、毎朝の剃毛から解放され毎朝の時間に余裕が生まれます。
そもそもどうやってクリニックを選べばいいのか
これからヒゲ脱毛を行うのかを決める際に大前提として知っておいてほしいことがある。
それが「クリニック(医療脱毛)」と「サロン(エステ脱毛)」の違いだ。
ヒゲの脱毛を行う施設には大きく分けて「クリニック(医療脱毛」と「サロン(エステ脱毛)」の2種類があり、これら2つは施術の内容が大きく異なる。
この2つの違いを理解することは「永久脱毛が出来るか出来ないか」がかかっているため非常に重要な部分なのでしっかり理解しておこう。
効果で選ぶならサロン・エステではなくクリニックがおすすめ。
脱毛はかなり痛かった
まず前提として医師法第17条によると医療機関以外での永久脱毛行為は認められていない。
そしてヒゲ脱毛サロンやメンズエステと呼ばれるところでは医師が常駐していないので「医療機関」として認められておらず、強力なレーザーを使用することが出来ないため、いわゆる永久脱毛をすることが出来ない。
パワーの弱い光脱毛の施術で一週間ほどかけて徐々に髭の毛根にダメージを与えていくことになるので回数にして11~15回、期間にして2~3年かけて通うことになる。
そのため、1回あたりの料金はサロン・エステのほうが安いが、出力が弱い機械を使うために何度も通わなければならず、結果的に総額は高くなってしまうのだ。
ヒゲ脱毛というのは基本的に痛ければ痛いほど脱毛の効果が高いと考えてもらった方がいいでしょう。
クリニックとエステの違い
クリニック | エステ | |
価格 | 1回あたり高い(総額安い) | 1回あたり安い(総額高い) |
効果 | 永久脱毛 | 減毛 |
期間 | 4ヶ月~2年 | 2~3年 |
使用する脱毛機 | 医療用レーザー脱毛機 | 光脱毛 |
安全性 | FDA認可の医療機器で施術 | 火傷などのトラブルの危険性あり |
痛み | かなり痛い | あまり痛くない |
「医療レーザー脱毛」が永久脱毛といえるのは、いずれも毛を作り出す場所(毛乳頭)の力をなくすことができるからです。
毛を作り出す毛乳頭が機能しなくなるため、毛(ヒゲ)が生えてこなくなります。
食品、医薬品、化粧品及び医療機器などの承認や規制、安全性や有効性の評価、臨床試験の規制などを専門的に行うアメリカの政府機関。日本でいうところの厚生労働省
永久脱毛は一大イベントと考えましょう
ヒゲの永久脱毛にはそれなりの期間と施術回数が必要です。
脱毛する部位 | 1回 | コース(3回~6回) |
全部位(鼻下・アゴ・アゴ下・頬・もみあげ・首) | 42,000円~48,000円 | 5回:85,000円~99,800円 |
3部位(鼻下・アゴ・アゴ下) | 9,800円~21,800円 | 3回:19,800円 5回:59,800円 6回:29,800円~68,800円 |
1部位 | 6,070円~14,000円 | 3回:17,410円 5回:29,800円~39,800円 6回:28,750円~36,000円 |
ヒゲの永久脱毛に複数回の施術が必要なのは、ヒゲ1本1本が
①生える(成長期)
②抜ける(退行期)
③毛根に髪の元ができる(休止期)
といった『毛の周期』を、約8週間かけて繰り返しているからです。
ヒゲの脱毛が完全に完了する平均回数はおよそ12回(2年間)程度です。
男性の毛は女性の毛に比べて毛根が根深いから、4~6回程度で完了することはほとんどないと思っておいていい。
そして、ヒゲ脱毛クリニックの多くで「5回コース」「6回コース」が定番コースとして提供されているが、5回や6回程度でヒゲ脱毛が完了することはほとんどないから、完全にヒゲ脱毛をさせたい人は料金を比較する場合「5回コースor6回コース」×2で計算した方がいいだろう。