ライフワーク

台所の蛇口からお湯が出なくなった時の対処法

使いたい!と思った時にお湯が出ないのは困りものです。

それだけではなく、これから先の生活はどうなるのかと慌てますよね。

突然のそんな事態で慌てないためにも、確認したい箇所を事前に把握しておきましょう。

いくつかの確認すべきポイント、その対処法を解説していきます。

もしかしたら業者に頼まなくてもお湯が出るようになるかもしれません。

蛇口を捻ったのにお湯が出ない場合、まずは他の水回り設備でもお湯が出るかどうかを確認しましょう。

「すべての蛇口で水は出るけれどもお湯は出ない」という状況の場合は、ガスの供給に問題があるか、給湯器に異常が発生している可能性があります。

台所のみお湯が出ない場合は、水道蛇口につけるシャワーヘッドに原因があるかもしれません。

私は台所に節水ができるタイプのシャワーヘッドをつけていたのですが、これを外したらお湯が勢い良く出るようになりました。

湯沸かし器が着火するには、スイッチがONであることはもちろんですが、流量を検知して、一定以上の水量が流れると着火するようになっています。

節約するつもりで(シャワーヘッドを使うと)湯と水のミキシングを水-多目にすると着火のための水量にならず、湯が出ないことがあります。

最初は思いっきり湯を出すように水洗をあけ、スイッチの着火ランプを見ながら水量(湯量)を絞っていくと節約になります。

ただ湯沸かし器は7年目からススがついて能力が落ちてきます。

私は10年から15年が交換の目安と思っています。

そもそもシャワーヘッドは、後付けできて水流を変更できる優れもの。

さらに節水・浄水機能がついているものもあります。

とはいえ、ノズルが伸びるものや左右にスイングできるものなど種類はさまざま。

必ずしも給湯器を新しく購入しないといけないというわけではありません。

購入して10年経過していても、給湯器メーカーが補修用部品を停止していない、あるいは停止していても在庫品さえあれば、修理できないものはありません。

台所単独ではお湯が出ないということは考えにくいですね。

給湯器は一定以上の水量が給湯器内を通過しなければ、燃焼状態に入りません。

給湯器が作動するために必要な最低作動水量等と呼んでいます。

この最低作動水量を検知するのは、リモコンでも水温をはかるセンサーでもないからです。

最低作動水量をはかるのは、機器によって違いこそあれ大別すると、単なるオンオフする水流スイッチ、流量をセンサー感知する水量センサーです。

また一定期間経過後、可能性としてはゼロではありませんが、ススがつくとは言い切れません。

ススは給湯器内で不完全燃焼をおこし、炭素が付着している状態でなければ、発生はしないからです。

熱交換器にリョクショウがつくことはありますが。

お風呂や洗面所でお湯を出しながらであれば、給湯器は燃焼状態に入っていますから、キッチンでも当たり前にお湯のラインが分岐されているの出れば、当然出湯します。

ただそのキッチンでの出湯量が問題です。

キッチンの下部にお湯と水のラインがあります。

それぞれに閉止栓が付いているかと思いますが、閉止栓の内、水側を完全に閉止して、水栓の形状は不明ですが、水栓側で出湯量を全開にしてみて下さい。

この吐水量が少ないと、給湯器の最低作動水量に達せず、いつまでたってもお湯は出てきません。

吐水量が少なければ、お湯側の閉止バルブをお湯が出るようになる程度にまで調整して下さい。

給湯器が作動したかどうかは、台所のスイッチ(リモコン)の液晶表示部に炎マークが出るか、燃焼ランプが点灯するか、何かしら燃焼状態に入っているか否かを確認することが出来ると思います。

後は、水栓の出にある、フィルターを反時計回しに回して取り外して、よく掃除しておいて下さい。

後は全て元通りにすることを忘れないようにして下さい。

10年経過していれば、補修備品が供給できなくなってくる、在庫品がなくなってくる、程度の差こそあれ劣化してくるのは事実です。

生活環境の変化等に応じ、また何を重視するのかによって、修理するのか交換するのかは自由です。