ライフワーク

次のアイアンマンはトムクルーズが演じる可能性がある

飽くまで噂ですが、『ドクターストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』(早い話が2作目)に、平行世界のアイアンマンとして登場するかも知れないそうです。

人気俳優たちが演じる、マーベル映画のスーパーヒーローは、いまではすっかりそれぞれのキャラクターとイメージが確立しています。

アイアンマンといえば、今でこそロバート・ダウニージュニアしか想像できないほどイメージが定着していますが、実はあの役はトム・クルーズにオファーが届いていたのです。

巨大軍事企業スターク・インダストリーズの社長、トニー・スタークがテロ組織に対抗するために自ら特殊スーツを開発し、“アイアンマン”として活躍する姿を描く映画です。

過去には『マイティ・ソー/バトルロイヤル』にマット・デイモンが、『デッドプール2』にブラッド・ピットがカメオ出演したことがあるので、同じパターンだと思われます(要はチョイ役)。

【ドクターストレンジ2】で、パラレルワールドのトニースタークをトム・クルーズに演じさせようとかいう。

こういう勢いは個人的には大好きです。

当時すでにスーパースターだったトム・クルーズに対し、マーベルスタジオはまだまだ発展途上の会社でした

トム・クルーズはもともとレインマンやトップガンなどのヒューマンドラマで人気に火がついた俳優ですが、ミッションインポッシブルシリーズなどでアクション俳優としても実力を証明しています。そんな彼にマーベルのアクションヒーローの仕事が舞い込んで来ても決しておかしくはないでしょう。

ちなみにMCUはマーベル・シネマティック・ユニバースの略。

トム・クルーズにオファーをしても、マーベルスタジオは彼が望む高額なギャラをとても払えなかった、というのが実現しなかった理由だと言われています。

そこで白羽の矢があたったのがロバート・ダウニージュニアだったのです。

うーん、これは短い時間垣間見えるマルチバースならトムクルーズがアイアンマンとして登場する可能性があります。

ロバート・ダウニーJr.の生い立ち

ニューヨーク州 ニューヨーク出身で、1965年4月4日が誕生日。

今年なんと54歳を迎えました。

父親はアイルランド、ユダヤ系の映画監督、母親はドイツ、スコットランド系の女優エルシー・フォードです。

5歳の頃に映画監督である父親の作品に出演しデビュー。

その後、子役として数本の映画に出演します。

17歳でサンタモニカ高校を中退してから、本格的に俳優の道を進むことに。

私生活では、1980年代に「セックス・アンド・ザ・シティ」でおなじみのサラ・ジェシカ・パーカーと7年間同棲しますが、彼の薬物中毒が原因で破局。

その後、モデルの女性と結婚するも離婚しています。再婚相手は映画プロデューサー。

そんな彼が有名になるきっかけとなった作品が映画『アイアンマン』。

アベンジャーズは世界中で愛されている作品

アメリカの雑誌「Forbes」によって発表された、2012年6月から2013年6月までに最も稼いだ男優のランキングで、ロバート・ダウニーjr.が7,500万ドル(約75億円)を稼ぎ出して堂々の1位に輝きました。

『マジック・マイク』のチャニング・テイタム(約60億円)や『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマン(約55億円)を抑えての快挙です。

因みに10位までの顔触れは以下の通り↓

1位 ロバート・ダウニー・Jr.
2位 チャニング・テイタム
3位 ヒュー・ジャックマン
4位 マーク・ウォールバーグ
5位 ドウェイン・ジョンソン
6位 レオナルド・ディカプリオ
7位 アダム・サンドラー
8位 トム・クルーズ
9位 デンゼル・ワシントン
10位 リーアム・ニーソン

強者たちの中で1位を取るというのは、それだけ世間に需要があり愛されている証拠でもあるです。

そんなアイアンマンスーツですが、撮影現場で実際に使われたアイアンマンスーツの重さは40㎏を超えていたそうです・・・。

重い。

アイアンマンスーツを着ての撮影に対し、ロバート・ダウニー・Jrは「あれを付けて演技をすると2時間くらいで精も根も尽き果てる。”もう十分、スタントマンの出番だ”と言いたくなってしまうんだ」と語っています。相当辛いようですね

そしてロバートはキャラクターを演じるために体を作りこまなければいけなかったといいます。撮影のずいぶん前から、週に5日、スタンドコーディネーターと一緒にみっちりトレーニングを重ねたそうです

基本的には上半身を中心に鍛え上げるそうで、激しいトレーニングメニューに加え、タンパク質が多く含まれた食品を摂り、繊維が多く含まれている野菜などもたっぷり食べて維持しているようですね。

アイアンマンはフルパワー時、最大100トンまで持ち上げることができます。

ハルクが持ち上げることが出来る最大重量が同じ100トンであることを考えると、それがどれだけスゴイことなのか分かります。

トニー・スタークが後にハルクと戦うために開発した“ハルクバスター”が持ち上げられる最大重量はなんと175トンです。

そりゃぁ重いわけだ。

マルチバースの世界を描くのはベネディクト・カンバーバッチ主演の”ドクター・ストレンジ”の続編が初めて

アベンジャーズとは、キャプテン・アメリカやスパイダーマンなど、マーベルコミックスのスーパーヒーローが集結した地上最強のヒーローチームだ。

彼らが時には仲間割れを起こしながらも巨悪と戦うシリーズは世界中で大ヒットしている。

ロバート・ダウニーJrはシリーズを卒業しているため、トニー・スタークが復活することはほぼあり得ないと思われている。

一方で今回のトム・クルーズが演じるトニー・スタークは、いくつも存在する平行世界のトニーであるといわれている。

今回の平行世界設定が実現すれば、おなじみのキャラクターを別の俳優が演じるといったことも増えていく可能性があります。

ファンとしては嬉しいかぎりです。

ソーやハルク、ブラックウィドウやドクターストレンジでさえも、別世界では異なる人物に演じることになるかもしれない。

おそらくマーベル・スタジオは『ドクターストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』からMCUに大きな転換を施そうとしているかもしれない。

ちなみに、映画は2022年3月25日に全米公開予定です。

トム・クルーズは作品のオファーを受けていましたが、脚本の出来に満足できず、実現には至りませんでした。

しかも当時、クエンティン・タランティーノが監督をする可能性があったと言います。

トム・クルーズ版のアイアンマンならばまだ許容範囲内かもしれません。

しかしニコラス・ケイジならどうでしょう?1997年、彼もまたアイアンマンに興味を持っていたと言います。

もしその計画が実現していたら、違う意味で話題作となっていたかもしれませんね。

アイアンマンは年月を経るにつれて、よりテクノロージーに頼るヒーローへと変化しています。

常に演技がアップデートしていくトムクルーズと重なる部分があります。

『アイアンマン3』の予算は当初約133億円でしたが、『アベンジャーズ』(2012)が大ヒットしたあと、マーベル・スタジオとディズニーはシェーン・ブラックができるだけ最高の映画を作れるように、予算を約190億円に引上げました。

これは次の作品も楽しみです。